このページでは、2025年8月に、読者さんから『皮膚カンジタが出す物質が空中浮遊細菌と接触した時に臭いが発生する』事を教えて頂き、
それを元に、私の体験も織り交ぜながら皮膚表面から出る臭いに関する情報をまとめたものです。
論文等を調べて書いたものではなく、エビデンスも特に無くて“私の体験”だけですのでご了承の上お読み頂けると助かります😄
教えて頂いた「トコトン無臭君」さんのホームページです。
自力で研究して頭皮の臭いを改善した経験をブログにされています。
初めて訪問した時に、私のブログに書いてある対処法と結構似ていてびっくりしました☆
こちらもぜひ見てみて下さいネ♪(😁できればこのブログを見終わった後に…😁)
外出すると髪が臭くなる|頭のニオイ改善法
以前の投稿で、私のニオイは
体の中から出る臭い
皮膚表面から出る臭い
の両方がある、と書きましたが、
このページでは、皮膚表面から出る臭いについて分かった事をまとめてみました。
わきがについては今回は横に置いておいて、それ以外の臭いについてです。
私には、中学生の頃から、こんな臭いがありました。

『外に出ると頭皮や髪が臭くなる』の正体
真菌
真菌は、大きく分けてカビと酵母があります。

今回色々調べて分かったのは、皮膚カンジタ(カンジタ・アルビカンス、カンジタ・グラブラタなど)とマラセチア菌のだいたい2種類が大きな臭いの元となっていた事です。
どちらも『真菌(酵母)』の仲間ですが、
正常時⇒⇒丸い酵母型(おとなしい常在菌)
悪化時⇒⇒糸状型(病原性が強まり、炎症やフケ、臭いの原因になる)
という、普段は酵母でも、悪化するとカビのように振る舞うという特徴があります。
◎カンジタ属は細胞壁の外側にマンナン(多糖類)という汗や皮脂と混ざるとネバネバ、ベタベタ、ぬめりが出る膜を豊富に持っていて、糖質を利用して増殖する性質がある
◎皮膚カンジタはマンナンやアセトアルデヒド(揮発性のガス)を出し、それが空気中浮遊細菌と接触すると栄養源や代謝の引き金になり、酸っぱい臭い・生乾き臭などが発生する
マラセチア菌は細胞壁にマンナンがほとんど無くて、脂肪を食べて増殖する性質で、カンジタ属とは別のグループ
という違いがあって、臭いの傾向もそれぞれ特徴があるんです。
菌の種類 | どんな臭い⁈ | ♡菌が喜ぶ大好物♡ |
皮膚カンジタ (カンジタ・アルビカンス、カンジタ・グラブラタなど数種類) | 甘酸っぱい臭い・浮浪者臭・チーズの臭い・パン酵母みたいな臭い・ヨーグルト臭・蒸れた皮膚の臭い・カビ臭・生乾き臭・生臭い臭い | 甘い保湿成分(グリセリン・トレハロース・ソルビトール・ハチミツ・メープルシロップ抽出物・アロエエキス・ヒアルロン酸など) |
マラセチア菌(カンジタ属とは全く別のグループの真菌) | ①酸っぱい、脂臭⇒オレイン酸やリノール酸やラウリン系酸皮脂分解で出る ②揮発性有機化合物 ・青臭い、脂っぽい臭い⇒アルコール類 ・足の臭い、納豆みたいな刺激臭⇒イソ吉草酸 ・甘酸っぱい、果実っぽい臭い、ミルキー臭⇒rーラクタン類 ・ロウ、プラスチック臭⇒アルカン、ケトン類 | とにかく皮脂が好き❕ 動物性、植物性の油両方とも。 特にラウリン酸系油脂(ココナッツオイル、ヤシ油、パーム油)オレイン酸、リノール酸など植物系の油(つばき油、ゆず油、あんず油、オリーブ油、ホホバオイル、シアバターなど) 又、植物由来のエキスや和漢エキス |
まとめると 👇
カンジタ菌優位 ⇒ 甘酸っぱい、チーズ臭
マラセチア菌優位⇒ 酸化した脂臭
混合タイプ⇒ 二つが混ざったすごい臭い
・・・とはいえ、自分がどちら寄りなのかは、実際に顕微鏡で見れる訳ではないので、臭いでなんとなく判別するしかありません。。
また、自分の臭いの原因が真菌由来なのか、汗や雑菌由来なのかを見極めるのも難しいです。
さらにもし、リーキーガットや腸カンジタ由来の臭いがここに混ざると、本当にどこがどう臭っているのか自分でも分からず、思考停止状態になりますよね。
毎日自分で色んなデオドラント製品を試すうちになんとなく分かってくる部分もあるかと思いますが、
とりあえず、どの菌も広くカバーできるようなデオドラント対策をしておくのがいいです。
脂漏性皮膚炎もマラセチア菌が原因ですが、
マラセチア菌優位の状態 ≠ 脂漏性皮膚炎なんです。
菌が増殖していても炎症が無ければただマラセチア菌が優位な状態というだけで、そこに炎症があれば脂漏性皮膚炎と診断されます。
皮膚常在菌
皮膚にいる常在菌は健康な皮膚では共存しています。
常在菌が臭う原因は常在菌の代謝産物が原因で、以下のような場合です。
🌞常在菌の増えすぎ⇒直接的に臭いが強くなる
🌞常在菌のバランスの崩れ⇒臭いを出す菌が優位になる
🌞空中浮遊細菌の付着⇒一時的に菌のバランスに影響し臭いを強める場合がある。又、湿った環境では付着した菌が増えて臭う代謝物を作る事がある
🌞外的要因(汗・皮脂・衣類など)⇒常在菌と付着菌の代謝を促し、臭いが増える
頭皮臭と体臭の原因になっている常在菌が出す臭いの特徴と、常在菌の種類を表にしてみました。
これらの体臭対策には菌の種類に応じたデオドラントの成分選びで克服できそうです。
臭いの種類 | 主な原因菌 | 対応成分 |
汗臭(酸っぱい臭い) | 表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌 | イソプロピルメチルフェノール、ベンザルコニウム塩化物、クロルヘキシジン |
強い体臭(脇臭、アポクリン腺臭) | コリネバクテリウム属 | イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン、ティーツリーオイル、柿渋 |
生臭い脂臭・頭皮臭 | マラセチア属 | ピロクトンオラミン(オクトピロックス)、イオウ、サリチル酸、柿渋 |
にきび臭・酸っぱい臭い | プロピオニバクテリウム属 | イソプロピルメチルフェノール、ベンザルコニウム塩化物、サリチル酸 |
足の臭い(靴内臭) | micrococcus、Brevibacterium、付着菌 | イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン、ティーツリーオイル、柿渋 |

空中浮遊細菌
空気中には、カビの胞子だけでなく、細菌も常に漂っており、これも皮膚や皮膚カンジタの出すマンナンやアセトアルデヒドに付着すると一緒に増殖し、
その代謝過程で上記の👆真菌の所で書いたような臭いが発生します。
また、皮膚表面にこのような条件がそろってしまった時も、キョーレツな臭いが発生します。
【臭いが発生しやすい条件】硫黄成分+湿度&アルカリ寄り+細菌の付着
◎硫黄成分(メチオニン・システインなどの含硫アミノ酸)が肝機能障害や代謝異常で、皮膚表面に分泌される。または、高たんぱく食やニンニクやネギ類(硫黄を含む食材)の摂取後にも含硫アミノ酸が増える
◎汗で湿度が高い、皮脂や角質が豊富、皮膚のpHがややアルカリ性よりになっている
◎空中浮遊細菌や皮膚常在菌がそれを分解する
それにもし、リーキーガット(腸もれ)になっていたら、この硫黄成分は、普通の人よりも多く漏れ出す可能性が高いですよね。だから、普段から小麦粉や乳製品を控える事も大切だと思います。
ご参考までに臭い物質と臭いの特徴を表にしてみました。
化合物名 | 臭いの特徴 | 備 考 |
ジメチルサルファイド | 腐ったキャベツ、海苔が腐ったような臭い・甘ったるい腐敗臭 | 口臭・体臭の成分になることがある |
メチルメルカプタン | 腐った玉ねぎ、腐敗臭 | 口臭の主要因の一つ |
硫化水素 | 腐った卵臭 | ごく低濃度でも強い臭い |
ジメチルジスルフィド | 腐ったキャベツ、ニンニクや玉ねぎが腐ったような刺激臭 | 揮発性が高い |
ジメチルトトリスルフィド | 特に強烈な腐敗臭、玉ねぎ・キャベツ・ガーリック臭 | 分解の進行した段階で出やすい |
これらは、もちろん皮膚表面だけでなく、口腔内や腸内でも発生してしまいます。
紫外線
紫外線(UV)は、皮脂の酸化を進め、臭いや炎症を助長します。
酸化した皮脂は、カンジタや細菌のエサになり、増殖を促します。
多すぎる紫外線は皮膚の局所免疫が低下して、カンジタや細菌が増えやすくなってしまいます。
酸化皮脂+汗+免疫低下 が臭いの原因になります。
皮膚カンジタ等を治すためには
皮膚科へGO❕
ちゃんと検査をしてもらい、原因が分かれば皮膚科に行くのが一番早く、安く治す近道だと思います。
医師処方の効果がある処方薬やシャンプーがお安く使えます。
ですが、何件も通ってみたのに、自臭症とか、精神科に行くように言われ、心が折れてしまってる方も多いですよね。
お医者さんにどういう話し方をしたら皮膚カンジタ等の検査と治療をしてもらえるか、伝え方の要点をまとめてみました。
【“臭い”より『皮膚症状』+『繰り返している』+『検査の依頼』を組み合わせる】
◎『皮膚症状』⇒“体臭が気になる”、ではなく、“頭皮が痒い、赤み・フケが出る、べたつきや湿疹を繰り返す、シャンプーでも改善しない”などの症状を中心に伝える
◎『繰り返している』⇒数週間~数か月治らない、市販薬(抗菌石けんやステロイドなど)で良くならない⇒“慢性、皮膚疾患の可能性”と受け取ってもらえる
◎『検査の依頼』⇒「ネットで調べたらカンジタの症状に似てるように思ったのですが、検査で確認していただけますか?」⇒「確認」というワードを使ってやんわりと依頼
◎検査方法を知っておく⇒皮膚科でする検査は、皮膚の一部を採取して顕微鏡でカビ(真菌)を確認する方法。なので「顕微鏡での真菌検査をお願いします。」と具体的に言うと話が早い。
例えば・・・
『数か月以上、頭皮の痒みとフケ、独特の臭いがつづいています。真菌感染などの可能性が心配です。顕微鏡で菌の検査をしていただけますか?』
『市販のシャンプーを試してみましたが、改善しません。繰り返しているので、原因をはっきりさせたいです。』

私も、すぐ皮膚科に行けばいいのに、実はお医者さんが苦手でなんとか自分で出来ないか、と考えてしまうんですけどね☆
行ける方は真っ先に皮膚科に行った方が良いと思いますヨ。
だけどそもそもなぜ、こんなに真菌がはびこる体になってしまうのか?『体臭を改善してくれた栄養療法について』で説明していますので、お時間があれば読んでみて下さいね😊
皮膚カンジタ等に有効な抗真菌薬(外用薬)
系 統 | 成 分 名 | 効果の特徴 |
アゾール系 (イミダゾール系) | ケトコナゾール ミコナゾール クロトリマゾール | 真菌の細胞膜のエルゴステロールの合成を阻害する |
ポリエン系 | ナイスタチン | カンジタに特化。皮膚・口腔カンジタに有効 |
アリルアミン系 | テルビナフィン | 主に皮膚糸状菌向けだが、軽度のカンジタにも使える |
これらはやはり“薬”ですので、とても良く効きます。
ただ、同じ抗真菌薬でも人それぞれ薬剤感受性が違うので、
どの真菌が優勢か?
個人の皮膚のpH、皮脂量、汗の成分など
によっても効果は違ってきます。
ちなみに、シャンプーなどに良く使われている成分で、ミコナゾール硝酸塩と、
皮膚科で処方される&海外の個人輸入サイトで入手できるケトコナゾールの違いは、ケトコナゾールの方が皮膚の深部に届きやすいようです。
ミコナゾール硝酸塩 | ケトコナゾール |
角質にとどまり易く、皮膚の深い部位や皮脂が多い部位には浸透しにくい | 脂溶性が高く、皮脂腺や毛包に届きやすいため、皮脂や汗の多い部位、マラセチア菌マラセチア菌関連の脂漏性皮膚炎やでんぷう、皮膚カンジタに強い効果がある |
私は、ミコナゾール硝酸塩入りのシャンプーはあまり効かなかったんですが、個人輸入で購入したケトコナゾールのシャンプーは、テキメンに効きました。
実際に販売されている商品は、👇下の方でご紹介していますので、後で見てみて下さいね😊
市販品に使われている、抗真菌作用のある成分
成分名 | 抗真菌作用 | 備 考 |
ピロクトンオラミン (オクトピロックス) | 中程度 | シャンプーボディーソープなど マラセチア菌に特に効果あり |
ジンクピリチオン (ピリチオン亜鉛) | 中程度 | シャンプーなど マラセチア菌に特に効果あり |
イオウ | 弱~中程度 | シャンプー・洗顔料など 角質軟化作用あり。 |
柿渋 | 弱い | 石けん・シャンプー・ボディソープなど。臭い、べたつき軽減、収れん作用。カキタンニンにより、体臭、加齢臭、足臭。 抗ウィルス効果あり |
サリチル酸 | 弱い | 化粧水、ピーリング剤など 角質軟化作用、除菌、抗菌 |
これらの成分も、上記の抗真菌薬と同じく、人によって効き目が違います。
それに、それぞれの製品の洗浄力も違うし、配合されている有効成分も違うので、
抗真菌作用以外の要素が沢山あり過ぎて、実際にどの商品が効くかは、使ってみるまで分からないので、色々試してみる事が大事だと思います。
ピロクトンオラミン(オクトピロックス)について
ピロクトンオラミン(オクトピロックスは商標名)には、マラセチア菌(脂漏性皮膚炎)やフケの原因菌に特に有効です。
皮脂の酸化を抑制する効果もあります。真菌のミトコンドリア機能を阻害して、増殖を抑えます。
オクトピロックスと言えば、オクトシャンプーですよね、
最近頭皮のニオイを気にする人が増えていて、雑誌で特集が組まれたり、ネット上でオクトシャンプーが効く!いい香り!とバズってます。
ホームセンターでもオクトシャンプーの売り場が大きく取られていて、しかも全部売り切れていました。
今、店頭で販売されているそれぞれの成分別の製品をページの下👇の方でまとめて紹介していますので、後で見てみて下さいね。
ジンクピリチオンについて
ジンクピリチオンは別名ピリチオン亜鉛ともいい、シャンプーや化粧品に使われます。
マラセチア菌(脂漏性皮膚炎)やフケの原因菌に特に有効です。
真菌の細胞膜の機能を乱し、増殖を抑えます。
ピーリング効果もあり、独特な臭いがあります。
1970年代に花王のメリットシャンプーなどに配合されていたのは有名ですが、今のメリットの優しいイメージとは真逆で洗浄力が強く、フケ・かゆみ・臭いに良く効くシャンプーでした。
ですが、約25年前、国立環境研究所より環境ホルモンの疑いがあると発表されました。
抗真菌効果はあっても、毒性の事を考えるとちょっと心配ですが、レビューを読んでいると、熱烈なファンもいるようです。
イオウについて

イオウは昔から皮膚科や薬用石けんで使われており、角質軟化・皮膚のターンオーバーを促進し、真菌の住みやすい環境を減らします。
真菌の細胞膜や酵素系に影響を与え、増殖を抑える働きがあります。
カンジタ、マラセチア菌、白癬菌など皮膚真菌全般に効果があり、特に皮脂の多い部位や脂漏性皮膚炎の改善に使われています。
イオウ入りのシャンプーを使った後は、イオウ温泉に入った後の臭いがプンプンしてしまうので、使う日を選んだ方がいいかもしれません。
柿渋
柿渋の主成分は柿タンニンという高分子のポリフェノールです。
特に加齢臭や体臭や足の臭いなどの消臭・抗菌効果が注目されていて、石けん、シャンプーデオドラント、口腔ケア商品に使われています。
🍊抗真菌・抗菌・抗ウィルス作用⇒皮膚の常在菌であるカンジタ菌やマラセチア菌の増殖をある程度抑制する。抗真菌薬ほどの効果はなく、あくまで補助的な効果。痒みや臭い、ベタつきの軽減、皮膚環境改善と雑菌抑制の補助として使われる
🍊消臭作用⇒タンニンがアセトアルデヒドやアンモニアやトリメチルアミンなどの悪臭成分を吸着・中和する
🍊抗酸化作用⇒強力なポリフェノールのため、酸化ストレスを抑える効果がある。皮膚の老化や炎症予防
🍊防腐・防虫作用⇒昔は木材に塗って防腐・防水・防虫に使われた
🍊収れん作用⇒タンニンがタンパク質と結びついて収れん効果を発揮する。又、皮膚カンジタの分泌するマンナンも、分解は出来ないがタンニンが結合して固めて、流してくれる。口腔ケア製品では、歯肉炎予防や口臭抑制をしてくれる。
サリチル酸
サリチル酸は化粧品・医薬部外品・医薬品に広く使われる成分です。
臭い予防というよりは、化粧水や湿疹予防のローションに使われてる印象が強いです。
♢角質軟化・除去作用⇒皮膚カンジタが出すマンナンは分解できないが、ピーリング作用により角質や皮脂と一緒にはがしてくれる。ニキビ治療やフケ防止シャンプー、かかと&肘の角質ケア用品に使われる
♢抗菌・抗真菌作用⇒弱い抗菌・抗真菌効果があり、皮膚の微生物の増殖を多少抑える。ただし、抗真菌薬ほど強力ではなくあくまで補助的。フケ・脂漏性皮膚炎対策シャンプーなどに用いられる
♢抗炎症作用⇒外用薬では、軽い炎症やかゆみの改善に用いられる
♢防腐作用⇒高濃度では菌の繁殖を防いでくれる
サリチル酸は濃度によって用途が違ってきます。
💎低濃度(0.1~2%程度)⇒化粧品のピーリングや角質ケア、フケ防止
💎中濃度(3~6%程度)⇒医薬部外品のニキビ治療薬など
💎高濃度(20~30%)⇒医薬品の角質除去剤(ウオノメ・タコ治療など)
驚いたんですが、サリチル酸100%の粉末がAmazonで購入できました。遠くインドから送られてきました😲(でも、私にはあまり効果がなかったんですが…)
楽天市場では、水溶液がプラスチック容器に入れられて販売されています。
抗真菌作用はないけど、頭皮臭・体臭に効果がある成分
イソプロピルメチルフェノール
ブドウ球菌などの常在菌抑制として、シャンプー・せっけん・ボディソープ・制汗剤・クリーム・ハンドソープ・歯磨き粉などの医薬部外品や化粧品に広く使われています。
o-シメンー5-オールと成分表示に書いてある商品もあり、医薬部外品表示名だそうです。
🍼無味無臭に近い、環境ホルモン作用もなく、phや光に対して安定性もあり長期保存可、皮膚に対して低刺激
🍼皮膚への浸透は浅く、効き目は表面の常在菌に限定される
🍼真菌(カンジタやマラセチア菌など)に対する効果はほとんど無い。皮膚上の細菌を減らして皮膚環境を良くし、真菌が増えにくいよう間接的に寄与する
🍼殺菌・抗菌作用が強く、雑菌や皮脂分解菌による“生臭い”、“汗臭い”臭いを抑えるのに効果がある
🍼揮発しにくいので、効果が持続しやすい
🍼脂溶性で皮脂に馴染みやすいので、頭皮の脂に浸透し、長く作用する
私の場合なんですが、外に出て「なんか頭臭ってきちゃったな」と思った時でも、イソプロピルメチルフェノールの頭皮ローションをふりかけると臭いが消えてくれるんです。
結構頼りになるデオドラントです😉
ミョウバン
ミョウバンは、アルム石の鉱石を精製したもので、成分は硫酸アルミニウムカリウムです。
古代ローマ時代から体臭対策で使われていた実績があります。
【ミョウバン水スプレー】
💎ミョウバン粉末・・・小さじ1~2杯(約5~10g)
💎水(あれば精製水)・・・100ml
💎スプレーボトル
肌への効果の特徴です。
◎抗菌作用⇒ミョウバン水は弱酸性(pH3~4)で、皮膚表面の細菌増殖を抑え、汗臭や、雑菌臭を防ぐ
◎制汗作用、収れん作用⇒汗腺自体を塞ぐのではなく、吸湿・収れん作用による間接的効果
◎消臭作用⇒アンモニア臭などを中和する
◎真菌(カンジタやマラセチア菌など)に対する効果はほとんど無い。
短髪の人以外は、頭皮にミョウバン水を付けるのは、乾いた時に粉末でゴワゴワになってしまうので👇難しいです。
画像のようにリンスをする方法もあります。(※でも結構髪がきしんでパサパサになるので、女性はあまり頻繁にやるのはご注意です)
すすいだ後でも、ミョウバンの薄い膜が残り、効果があるそうです。

特に、ミョウバン&イソプロピルメチルフェノールのデオドラントの効果は、デオナチュレのクチコミを見てもご存知の通りですよね。
夜の入浴時にミョウバンリンスをしても、寝ている間に皮脂や分泌物が出てしまって効き目があまり感じられない時は、外出前に以下のように直接塗る方が効果は高いです。
【髪がゴワゴワにならないで頭皮に直接ミョウバンを塗るいい方法】
※皮膚の弱い方は気を付けてくださいネ😊
💡コットンにミョウバン水を含ませて髪の分け目にポンポンと軽くたたくように付けていく
⇒髪全体につけるには時間と根気と集中力がちょっと必要ですが、リンスよりも濃くつけたい時にいいかなと思います
💡クリスタルストーンを濡らした頭皮にぬっていく
⇒これも髪をかき分けて頭皮全体に付けていく方法です。塗っているうちに頭皮が乾いてきてしまうので霧吹きなどで濡らすか、ストーン自体を濡らしながら塗る事になるんですけど、ミョウバン汁が髪にたれてしまい、ちょっとゴワついてしまうので注意力が必要です
💡デオナチュレソフトストーンやビオレデオドラントパフなどの固いクリーム状デオドラントを5本の指先にぬって頭皮マッサージもしくはミョウバン水の液体を指先の腹だけに薄く付けて頭皮マッサージ
⇒何回も繰り返さないと頭皮全体に行き渡らないので、これも根気は必要です。でも、多少この方法が早い気がします。繊細な作業が苦手な方は一番大雑把に塗れる感じです。クリーム状のものは、洗髪時に毛穴に溜まらないように、洗浄力のあるシャンプーで毎回良く落とす必要があります
※他に良い方法をご存知の方、情報お待ちしております😊
クエン酸
【クエン酸の特徴】
🍋皮膚表面を弱酸性に整える事で、アルカリ性を好む雑菌の繁殖を抑制する
⇒汗臭・加齢臭・足の臭いなどが軽減する可能性がある
🍋クエン酸の酸で、尿や汗のアンモニア(アルカリ性)、疲労臭を中和する
🍋皮脂酸化や糖化による加齢臭や糖臭には効果はあまりない
🍋抗真菌作用は無い
クエン酸水もミョウバン水と同様、弱酸性ですが、同じ弱酸性のミョウバン水との使い分けはこのように考えると良いです。
◎ミョウバン水………しっかり防臭したい時
◎クエン酸水………軽いリフレッシュ・汗の酸っぱい臭い対策、汗の中和(首筋・背中・頭皮のさっぱりケア)
もちろん、クエン酸スプレーにして頭皮や体にかける事も出来ます。
【クエン酸スプレーの作り方】※水100mlに対して
🍋頭皮用………クエン酸0.5g(小さじ1/6杯)→0.5%
🍋からだ用………クエン酸1g(約小さじ1/3強)→1%
スプレー容器に入れて使用します
頭皮用は刺激を感じたら少し薄めに0.3%位にするといいです
※掃除用ではなく、必ず食品添加物レベルの物を使用してください
もしくは、クエン酸リンスを入浴時にすることも、菌の活性を抑制してくれます。(※これも髪の毛がキシんで、パサパサになってしまう可能性があるので、髪の長い方はあまり頻繁にやるのはご注意下さい)
【クエン酸リンス】
🍋クエン酸……小さじ1(5g)
🍋ぬるま湯………200ml
ミョウバンリンスと同じ要領で、1~2分ななじませた後、すすぎます
※掃除用ではなく、必ず食品添加物レベルの物を使用して下さい
クエン酸リンスとミョウバンリンスはどちらも弱酸性ですが、違いは、
クエン酸リンスの方がキューティクルをぎゅっと引き締める作用が強くて、ツルツルサラサラ感が強いです。
デメリットは、髪に皮脂や汚れが残っている状態でリンスしてしまった場合、それらをキューティクル内に閉じ込めてしまう事になり、それがマラセチア菌や雑菌などのエサになり臭いの元になる可能性があるんです。
ミョウバンリンスはクエン酸ほどキューティクルを引き締める効果はないそうですので、その辺りの心配がありません。
重曹
【重曹の特徴】
💎中和作用⇒重曹は弱アルカリ性(ph8前後)。イソ吉草酸(足の臭いや靴の消臭)や口臭の酸性の成分を中和する。アンモニア系の臭いは弱アルカリ性なので中和しにくい
💎汗や皮脂の吸湿・吸着作用⇒粉のまま靴やワキに使うと、湿気や皮脂をある程度吸着する
💎殺菌作用は弱い⇒ミョウバンやイソプロピルメチルフェノールのような抗菌力はあまりない。あくまで臭いを一時的に中和する感じ
💎弱アルカリ性なので、一時的に頭皮や髪の汚れ(皮脂や整髪料)を落としやすい
私の経験談なんですが、抗真菌薬入りのシャンプー&ミョウバン水&イソプロピルメチルフェノールの3つともやってるのに全然効かなくて、外に出た途端頭皮が生臭くなって悩んでいた時、
ダメ元で重曹水を頭皮や体に付けてみたら良く効いた経験があります。
【重曹スプレーの作り方】※水100mlに対して
💎頭皮用………重曹小さじ1/4杯(約1g)→約1%
💎からだ用………重曹小さじ1/2杯(約2g)→約2%
スプレー容器に入れて使用します。
肌に1~2分馴染ませた後はしっかりすすいで下さい。
洗い流さないで放置すると、逆に臭いやフケの原因になることがあります。
夜入浴して重曹水リンスをするのだと、寝ている間に汗や皮脂が又出てしまうので、翌朝出かける前に頭皮や体にする方がより効果的です。
あと、余談なんですが、衣類やタオルが濡れぞうきんのような臭いになってしまった時も、この重曹水をスプレーしたらほんの30秒で無臭になりました。
重曹水をつけると、アンモニア臭が一瞬した後、数分すると無臭になって、すごい化学反応が起きてるのを感じます。

……という事態が頭皮で起きているらしいです。
尿素とは、「タンパク質を分解した時の最終老廃物」で、
尿素自体は無臭ですが、皮膚表面や細菌の酵素で分解されると
アンモニア+二酸化炭素
になり、これがツンとした酸っぱい汗の臭いになります。
また、アンモニアは、“ツンとする刺激臭”ですが、皮脂(脂肪酸)や乳酸やアミノ酸と混ざると、
“生臭い・魚っぽい臭い” に変わるそうです。
頭皮は皮脂腺が多く、汗もかくので、こういう臭いが特に出やすいです。
【尿素の分泌が多い人の特徴】
◎タンパク質を多く摂っている人⇒肉・魚・プロテイン、アミノ酸サプリなど
◎汗を良くかく人⇒単純に汗の総量が多く、尿素も沢山排泄される
◎腎臓や肝臓の働きが落ちている人⇒本来は排泄されるべき尿素が処理しきれず、血中に残り汗や皮膚がアンモニア臭っぽくなる
◎代謝が活発な人⇒筋肉量が多い、成長期、発熱・感染症の時など、タンパク質の分解が盛んな時に尿素は増えやすい
ちなみに、私が重曹が効いた時期は、アミノ酸サプリを間違えて大量に飲み過ぎてしまってた時期で、なぜか頭皮が毎日生臭いな、と困っていた時でした。
体から出た尿素等が見事重曹水で中和されたのを体験しました!😆
アンモニア(強アルカリ性)、乳酸・脂肪酸・アミノ酸代謝物(酸性)
これらの物質は、酸性とアルカリ性が混在している状態なので、ミョウバン水(弱酸性)と重曹水(弱アルカリ性)を使ってそれぞれ中和して無臭に近付けられるそうです。
※ただし、ミョウバン水と重曹水を同時に混ぜてしまうと、中和して打ち消し合い、結果として“ただの薄い塩水”になってしまうので、時間をおいて交互に使った方がいいです。

重曹水を使う上でご注意なのは、ある時期重曹水がとてもよく効いたからと言って、
その後もずっと自分は重曹水だけでいいとは限らないということです。
季節や気温や湿度や食べているもので、人の肌の状態や分泌物はいつも変化しているからです。
それに、カンジタは、弱酸性~中性(ph4~7)で丸い酵母型でおとなしく安定しているんですが、
中性~アルカリ性(ph7以上)で酵母型から菌糸型へ変化しやすくなります。
アルカリ性の重曹を頻繁にメインで使い過ぎると、カンジタやマラセチア菌が活発に活動するきっかけを作る可能性があります。
重曹は、他のミョウバンやデオドラント製品が効かない時に、たまに試しに使ってみる位でちょうどいいのかもしれません。
※ただ、実際の皮膚や腸内では、ph以外の因子(乳酸菌や皮脂、免疫など)も強く働いてるので、少し使った程度で一気に暴走するとは限らないという説もあるので、どちらも知っておいて状況でご判断下さい。
天然フェノール化合物(ヘナやハーブなど)
天然のフェノール化合物という物質が、皮膚常在菌や真菌の増殖を抑え、菌の活動が一時的に弱まるため、臭いが減少するそうです。
私は、白髪染めにヘナを使っているんですが、いつもヘナ後、2日位は頭皮臭そのものが消えて爽やかなんです。(その代わりヘナの青畳みたいな臭いはプンプンですが😆)
これらの効果は、髪についている時だけの一時的なものです。
残念ながら、ヘナがシャンプーで取れてしまうと、また臭いが復活してしまうんですよね。。
【頭皮や皮膚に使えるフェノール化合物】
ヘナ・カテキン(緑茶エキス紅茶エキス)・ローズマリー・セージ系ポリフェノール・タイム・オレガノ・クローブなど
※特にタイム・オレガノ・クローブは刺激が強いので、皮膚につける際には注意が必要です。
一度無水エタノールで薄めてから、精製水に混ぜてローションを作ります。

カンジタ菌優位な人向けの頭皮臭コントロールの要点
カンジタ菌が出す臭いは、カンジタ由来のマンナン(多糖類)とアセトアルデヒドが空中浮遊細菌と接触すると代謝されて、甘酸っぱい臭いやチーズ臭や蒸れた体臭になるのが特徴です。
【皮膚カンジタ対策のポイント】
♢ミコナゾール硝酸塩やケトコナゾールなどの抗真菌シャンプーや石けん、外用薬を使う
♢汗をかいたらこまめに拭く。ドライヤーで完全に乾燥させる
♢ミョウバンリンスやミョウバン水スプレー、クエン酸リンス、乳酸系ローション(弱酸性)で、頭皮環境を安定させる
♢甘いスキンケア製品を避ける⇒糖やグリセリン多めの保湿剤はカンジタのエサになるので注意⇒保湿剤の中にはカンジタが好む“糖アルコール”が結構入っている
≪例えば≫
*トレハロース(二糖類)……化粧品に保湿目的でよく配合されている
*グリセリン(糖アルコール)……カンジタは、これらも分解代謝出来る場合がある
*ソルビトール(糖アルコール)……カンジタは、これらも分解代謝出来る場合がある
*天然エキス系……ハチミツ・メープルシロップ抽出物・アロエエキス(多糖類が多い)・ヒアルロン酸(構造は糖のポリマー)、果汁
【安全に使える保湿成分】
セラミド・スクワラン・尿素(5~10%程度)・ミネラルオイル(ベビーオイルやワセリン)など
真菌の増殖抑制・皮脂や汗の酸化を防ぐ・頭皮環境を整える、の3本柱で考えると良いです。
ちなみに、カンジタが出すアセトアルデヒドには、特にミョウバン水が効果的です。
【ミョウバン水について】
空中浮遊細菌は中性~弱アルカリ性なので、phを弱酸性にして中和する効果と金属イオン効果によって、細菌の増殖にブレーキをかける
⇒アセトアルデヒドを利用する菌⇒強く効果あり
⇒マンナンを利用する菌⇒バイオフィルム阻害はしてくれるが、マンナンそのものを消す力はない。その為、マンナン主体型で臭ってしまってる人には効果が薄い
皮膚カンジタ優位な人で、ミョウバン水が効く人はアセトアルデヒド型の人、と言うそうなんですが、このタイプの人は、他にも良い対策がいくつかあります。
⇒市販の乳酸菌化粧水を購入するか、化粧品グレードの乳酸原液を探して購入。安全に使う為には、0.5~2%に薄める必要があり、ph調節が難しいです。
結構大変ですし、お高いので、ミョウバン水で十分かもしれません。
【アセトアルデヒド型のその他有効な対策】
◎ビタミンCを摂る⇒抗酸化作用+アセトアルデヒドを直接結合してくれる可能性
◎NAC(N-アセチルシステイン)を摂る⇒グルタチオン前駆体でアセトアルデヒドの分解を助ける
◎ミョウバン水と同じ、酸性バリアでクエン酸リンス、乳酸系ローション
◎エッセンシャルオイルの一部を利用(ユーカリ・ティーツリー・ラベンダー)⇒揮発成分がアセトアルデヒドの臭いを上書き又は抗菌効果もあり
◎活性炭パウダーを薄めてリンスに混ぜる(色移り注意)
※乳酸系ローションとは、乳酸原液を0.5~20%程度の低濃度に調整した水溶液です。角質を柔らかくしたり、ph調整、保湿などの効果があります。
ミョウバン水と同じ弱酸性ですが、乳酸は有機酸なので、皮膚の常在菌にはプラスに働いてくれるメリットもあります。(一応、👇下の方の商品紹介に乗せてあります)
頭皮に塗ると、
・酸性バリアを作る
・カンジタや雑菌の増殖を抑える
・常在菌(表皮ブドウ球菌など)には比較的優しい
・アセトアルデヒド臭やマンナン臭の“空中浮遊細菌代謝サイクル”を弱める可能性がある
マラセチア菌優位な人向けの頭皮臭コントロールの要点
マラセチア菌は、皮脂が大好物です。
皮脂(特にトリグリセリド=中性脂肪)を分解して、揮発性の脂肪酸(イソ吉草酸)を作ります。
その過程で“酸化脂質”や“アセトアルデヒドなどの揮発性物質”ができ、脂臭や生臭い臭いの原因になります。
また、マラセチア菌優位な人が外に出た途端に臭いが出る仕組みは、以下の通りです。
◎外の方が気温が高い⇒頭皮や皮膚から汗や皮脂が一気に出て、マラセチア菌が分解して臭いが出やすくなる
◎紫外線や酸化⇒紫外線で皮脂が酸化しやすくなるため、マラセチア菌が作る脂肪酸と相まって独特の脂臭やカビ臭が強まる
◎外出に伴うストレス・交感神経の緊張⇒皮脂や汗の分泌が一瞬で増える
このような特徴を持つマラセチア菌をよく知り、体臭を出さない対策を意識的に取れるようにするポイントです。
【マラセチア菌対策のポイント】 ※とにかく脂や汚れをしっかり落とす
●ミコナゾール硝酸塩やケトコナゾールの抗真菌シャンプーを使う
●ラウレス硫酸系のシャンプーを予洗いに使う⇒高い洗浄力と脱脂力があるので、脂やシリコンもしっかり落ちるのでオススメ
●頭皮のクレンジング剤をシャンプー前に使用する(たまに)
●ウルトラファインバブルのシャワーヘッドにする⇒毛穴や髪の汚れが良く落ちる
●男性用のヘアケア用品は、女性用ほど植物オイルやエキスや保湿成分が配合されていないので、男性用で探してみるのもアリ
マラセチア菌が大好きなものは、以下のようなものです。
【マラセチア菌の大好物:日用品】
◎ラウリン酸系油脂(ココナッツオイル、ヤシ油、パーム油)⇒これらは、食用で摂る分には皮膚には影響ないが、もし、リーキーガットで皮膚表面に漏れていたら…マラセチア菌のエサになる可能性大
◎トリートメントやリンス⇒菌の栄養になるので、頭皮には付けず、毛先のみに。
◎オイルクレンジング⇒菌にとって、皮脂を補充する行為。オイルが残ったり、皮膚バリアがクレンジングで変化すると、菌が活動しやすくなる場合がある。その為、脂臭が出やすくなる❕あまりオススメしないが、もしやるなら・・・
オイルは控えめな量・使う時間は短めに・洗い流しは丁寧に・洗浄後に抗真菌シャンプーや低刺激洗顔料で菌の増殖を抑える
◎ヘアオイル⇒菌が活発になり、脂臭、かゆみ、フケが出やすくなる。毛先中心に少量だけつける
◎油脂が多いムースやスタイリング剤⇒油脂やワックスは長時間髪に残留するので、菌のエサに特になりやすい。シリコンやポリマー主体の方が良い
◎洗い流さないトリートメントやヘアミスト⇒長時間髪に付着するため、菌が分解する時間も長くなり、酸化臭やフケ、かゆみが起こりやすくなる。植物オイルや植物エキス・和漢エキスなど、オレイン酸やリノール酸や長鎖脂肪酸が豊富な植物系のオイルを使っている製品が多い(特に女性用)ので、分解する過程で悪臭になる
【女性用のヘアケア用品に多い植物由来のオイル・エキス、動物由来の馬油などは要注意☆】
⚱植物油⇒主成分はトリグリセリド(オレイン酸・リノール酸など)。マラセチア菌は特にこれら長鎖脂肪酸を分解して増殖するので脂臭や生乾き臭の原因に。
例えば:つばき油・ゆず油・あんず油・ホホバオイル・アーモンドオイル・オリーブオイル・シアバター・アルガンオイルなど、美容に良さそうな油
⚱和漢エキス⇒成分によっては糖質や多糖類(デンプンやマンナン)を含む。これも菌の栄養源になりやすい。ハトムギエキスも多糖類。
⚱馬油⇒オレイン酸・リノール酸・飽和脂肪酸が含有されているので、顔や頭皮には避けた方が無難
※世の中色々な植物エキスがスキンケア商品に入っていますので、全ての植物エキスが臭いを引き起こす訳ではない事をご了承下さい。大丈夫な植物エキスももちろん沢山あります。使ってみて、自分は大丈夫だと思ったら、使ってOKです😊
【マラセチア菌のエサになりにくい油】
⚱石油系の油⇒ベビーオイル・ワセリンなど⇒ただし、原材料をよく見ると、これらにも植物エキスなどを配合している商品が結構ある。例えばオリーブエキス入りベビーオイル、ハトムギエキス入りベビーオイルなど。購入する時はご注意。“ミネラルオイル”とだけ書いてある物が安全(例えばジョンソンエンドジョンソンのベビーオイルなど)※でもごく微量なので、気にする程でもない、という意見も有るので各自の状態で判断👍
⚱シリコン系オイル⇒原料として使用されている名称は、ジメチコン・シクロメチコン・フェニルトリメチコン・アモジメチコンなど
商品の表示をよくチェックして、“ノンコメドジェニック”“オイルフリー”“水溶性シリコン”などのオイル軽めの商品を選ぶのもポイント
⚱スクワランオイル⇒昔はサメから、最近の製品はオリーブ油からできている。オリーブ油由来といっても、スクワランは脂肪酸ではなく“炭化水素”なので酸化しにくい油
※ご注意して頂きたいのは、これらの安全な油でも、洗い残して髪に残ると菌のえさになったり、バイオフィルムの足場になったりしてしまうんです。
私が10代の頃、すごくいい香りのするトリートメントのヘアミストを髪に吹き付けてご機嫌で外出したとたん、
物凄いなまぐさ臭が髪の毛から立ち昇ってきてしまい、慌てて引き返して洗い直したという事がありました。
あのいい香りはどこに行ったんだーー、という位の勢いで、速攻生ぐさ臭に変わったので、今でもトラウマです😭
あと、椿油やホホバオイルを髪に付けると必ず青臭い、生乾き臭のような臭いがしてきて、なんで他の人は大丈夫なのに自分だけ⁇と思っていました。
今回調べて、今まで自分に起こっていた事の答え合わせが出来て、感動⁈しています。
マラセチア菌の仕業だったんですネ~😂

カンジタ&マラセチア対策でこれだけ皮膚表面に気を使っていても、もしリーキーガットで糖や皮脂やその他未消化物が皮膚上に漏れてしまっては台無しになってしまいますよね。
もし、これらの皮膚表面の努力をしても臭いが減らない場合は、やはり体の中からの臭いが影響してる可能性も考えて、体の中から治すことを考えた方がいいかもしれません☆
とりあえず、早く寝て、食事は腸を傷つけないよう5F(特に小麦粉・乳製品・砂糖)にしましょう☆彡
頭皮や皮膚の菌たちも、イス取りゲームをしてる話
私事ですが、真菌にすごく良く効くケトコロストシャンプーを見つけて喜んで使っていたら、しばらくしてまた違う臭いがしてきてしまい、
『せっかく治ったと思ったのに…なんで?』
と思ったことがありました。
このような場合は、
皮膚カンジタが抑えられたすき間に、他の真菌や常在菌が増えやすくなった。
そのため、すき間に増殖した菌の特有の臭いが出てきてしまった!
というケースも考えられます。
カンジタが減ったら、別の雑菌などが、『よっしゃ!ここ空いたな!』と増殖していく、
必ずしも新たに感染した訳ではなく、もともといた菌のバランスが変わっただけ、という事も多いんです。
大切なのは真菌をある程度抑制した後は、菌全体のバランスを整える事☆★
菌のイス取りゲームを上手くコントロールして、どちらの菌も暴れないようにするポイントです。
🪑phを弱酸性に保つ⇒ミョウバン水のような弱酸性水や、低刺激の弱酸性石けんで洗う
🪑皮脂や汗のコントロール
🪑菌の栄養源(ヘアオイルや植物エキスなど)を使わない
🪑睡眠不足やストレスに気を付ける。体内環境を整える(栄養・水分バランス)
雨の日や曇りの日は臭わないのはなぜか?
雨でジメジメした日に、濡れ雑巾のような臭いがしてしまうタイプの方もいるとは思いますが、
私の場合は、学生時代から晴れて乾燥して風が吹いている日にとても臭いが強くなる、という特徴がありました。調べたら、これにもちゃんとした理由がありました。
晴れている日 | 曇り又は雨の日 | |
皮膚ガスの拡散 | 皮脂の酸化臭、硫黄化合物、短鎖脂肪酸などが空気中に拡散しやすい | 空気中に水分が多く、臭い物質の拡散が遅くなる |
大気中の化学反応 | 紫外線やオゾン濃度が高く、皮膚や衣服上の脂質が酸化しやすいので、皮脂臭が強まりやすい。 上昇気流で地面や植物から細菌・胞子が舞い上がる。 | 紫外線が弱いので、酸化しずらく、臭いが出にくい。上昇気流や乾燥が抑えられる為、菌が舞い上がりにくい。 |
空中浮遊細菌の影響 | 乾燥で風が強いと細菌が空気中に増えるので、皮膚に付く細菌数がその分増加する | 大気中の微粒子や菌が雨に取り込まれて地面に落ちるので、菌や埃の濃度が下がり、皮膚に落ちてくる微生物が減る |

やはりこの表を見ると、私はマラセチア菌や皮脂が酸化して、更に紫外線で酸化して臭いがひどくなってるパターンですよね。
こんな人は、やはり、帽子や日傘は絶対使った方がいいし、肌の抗酸化も意識した方がいいです。
具合が悪い時、体臭が無臭になるのはなぜか?
腸と皮膚表面って離れてるし、真菌が皮膚から内臓へ移動するのってゆっくり数週間~数か月かるかんじゃないか?と勝手に想像していた私が、
じつは案外リアルタイムで影響し合ってるのかな?
と思った経験なんですけど。。
風邪の引きはじめの、だるくてゾクゾクして、免疫細胞がいかにもカゼ菌と戦っていそうな時、すごくいいお天気でも、体臭が無臭なんです!(ずっとこのままでいて欲しい……🤣)
昔、雑誌の投稿欄で、子供が病気の時はなぜか体臭が無くなるんですよねーーと、どこかのお母さんが書いていたのを読んだことがあって、私と同じだ❕みんなそうなんだー、と思いました。
チャットGPTに質問したら、このような返事が返ってきました。
🍁免疫細胞が皮膚や腸内の菌・真菌の代謝を一時的に抑えるため。この時臭いの元となるイソ吉草酸、アンモニア、脂肪酸なども減る
🍁カンジタもその影響で、アセトアルデヒドやマンナンの排出が一時的に減る。ただし、風邪が長引いて免疫が疲弊すると、また菌の活動が戻り、体臭が出やすくなることも。
同じ人間の体内で、こんなにも菌や免疫などが影響し合ってるなんて、すごいですよね。
私はこのブログで、分かりやすいように『皮膚表面の臭いと体内から出る臭いがある』、と二分して言っていますが、
本当は代謝とか、肝臓&腎臓の解毒力とか、体内の状態がすごく良かったら、皮膚表面もこんなに臭わないのかもしれません。
この事は、私が夜更かしをした翌日、いつもよりも体臭が強いという体験からも同じ事が言えるかもしれません(あくまで個人の感想です)。
市販されているシャンプー&デオドラント製品等オススメ
※画像と商品名にアフィリエイトリンクを掲載しています。
今までご説明してきた抗真菌薬&抗真菌作用のある成分の入ったバス用品やデオドラント製品が沢山ありますので、成分別で分けてご紹介します。
ほとんどは、もうとっくにご存知の商品ばかりだと思いますが、成分を見てご自身で選べるようになると今後も便利かと思います。
上記でご説明した順番にしていますので、長いんですけど見てみて下さいネ。
抗真菌薬(ケトコナゾール・ミコナゾール硝酸塩)のシャンプー等
ケトコナゾールのシャンプー&石けん
【ケトコナゾールシャンプー】
皮膚科のクリニックで、脂漏性皮膚炎治療で使われています。
私はこのシャンプーと石けんが劇的に効いて、使用後外に出てもいつもの臭いが無くて感動しました🌹
ケトコナゾールは、日本では一般用医薬品として認可されていないので、皮膚科で処方してもらうしかないのですが、
自分で使う分には法律違反にならないそうなので、海外通販サイトから個人輸入しています。(ですので、リンクは貼れないです。ごめんなさい)
『オオサカ堂』や『アイドラッグストア』『くすりゆび通販』『お薬通販部』など、検索すると色々出てきます。
Amazonや楽天市場も検索で出てきますが、よく見てみると、今は日本では販売禁止なので購入できません。
サイト内で検索すると、ケトコナゾールシャンプーの名前がこのように沢山出てきます。
ケトコロストシャンプー・ニゾラールシャンプー・ニナゾルシャンプー・デノンシャンプー・ダンドリルシャンプー・ケタゾンシャンプー・セビゾールシャンプー………
シャンプーと石けんは、どれもケトコナゾールの濃度は2%で統一されているようです。
調べた中では、こちら👇のケトコロストシャンプーが泡立ち&香り&コスパ的に優れていてオススメです。

☝ケトコロストシャンプー(リグロースラボ)475ml 1本 ¥3300前後
一番安くて大容量で泡立ちも良く、体臭に影響しないミント&ラベンダーのさっぱりした香りが良かったです。
それ以外のシャンプーは、容量が少ないし、泡立ちが極端に悪いのもあり、クサいまではいかないけど、海外製品独特のオリエンタルな香りがしました。
【ケトコナゾールの石けん】
体を洗う固形せっけんは“デノンソープ”と“ケトシップ”という2種類が見つかりました。ボディソープは見つけられませんでした。
この石けんも個人輸入代行業者の『あんしん通販マート』『医薬品アットデパート』『ベストケンコー』『メデマート』『くすりエクスプレス』などで販売していました。
リグロースラボのケトコロストシャンプーとこれらの石けんを一緒に購入できるショップは、探したのですが今のところ無いようです。
私は、デノンソープしか使ったことが無いんですが、使用感は、少し溶けやすい気がしますが、泡立ちも良く、いい香りです。
牛乳石鹸のレギュラーサイズ(100g)と比べるとひと回り小さい感じです。

デノンソープ 75g 1個 ¥1980前後(例:3個だと¥3089、5個だと¥3960、7個だと¥4990byあんしん通販マート)
デノンソープの方がケトシップ(これも75g)よりも少し安いです。
通販サイトを見ていると、ケトコナゾールのローションやクリームなども販売されています。
ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプー・ボディソープ・石けん
ミコナゾール硝酸塩は、足の水虫薬にも良く使用されている抗真菌薬で、体臭に悩んでいる方はもう既に使っている方も多いと思います。
口コミも良くて、これで臭いが改善されたという方が沢山います。
コラージュフルフルシャンプーは、3種類あり、全てにミコナゾール硝酸塩に加えて更にピロクトンオラミン(オクトシャンプーにも配合されている抗真菌成分)もWで配合されています。
体を洗う液体石鹸には、イソプロピルメチルフェノールがWで配合されています。
【ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプー】

☝コラージュフルフルネクストシャンプー(持田製薬)200ml
【ミコナゾール硝酸塩&ピロクトンオラミン】
※リンスはミコナゾール硝酸塩だけが配合されています(ピロクトンオラミン配合なし)

☝コラージュフルフルプレミアムシャンプー(持田製薬) 200ml
【ミコナゾール硝酸塩&ピロクトンオラミン】

☝コラージュフルフルスカルプシャンプー(持田製薬) 200ml
【ミコナゾール硝酸塩&ピロクトンオラミン】

☝メンソレータムメディクイックH頭皮のメディカルシャンプー(ロート製薬) 200ml
【ミコナゾール硝酸塩】 ※しっとりタイプもあります。

☝フケミンユー薬用シャンプー(ダリヤ) 200ml【ミコナゾール硝酸塩】
※コンディショナーもあり、こちらにもミコナゾール硝酸塩が配合されています。

☝ハツモールメディカルシャンプー(田村治照堂) 500ml【ミコナゾール硝酸塩】

☝スカルプD薬用スカルプシャンプーダンドラフオイリー(脂性肌用)350ml
【ミコナゾール硝酸塩】
【ミコナゾール硝酸塩配合のせっけん・ボディソープ】

☝コラージュフルフル液体石鹸(持田製薬) 250ml
【ミコナゾール硝酸塩&イソプロピルメチルフェノール】

☝コラージュフルフル泡石鹸(持田製薬) 300ml
【ミコナゾール硝酸塩&イソプロピルメチルフェノール】
※ ピンクのデリケートゾーン用も良くネットで話題に上がってますよね
抗真菌作用のある成分使用のシャンプー等
オクトピロックス配合のシャンプー

☝オクト薬用シャンプー(ライオン) 320ml 【オクトピロックス】
※リンスにもオクトピロックスが配合されています。

☝オクトセラピエ薬用スキンケアシャンプー(ライオン)230ml【オクトピロックス】
※コンディショナーにもオクトピロックスが配合されています。

☝PRO TEC 頭皮ストレッチシャンプー(ライオン)300g【ピロクトンオラミン】
※コンディショナーには配合されていません。

☝ソフトインワンシャンプースッキリデオドラントタイプ(ライオン)520ml 【ピロクトンオラミン】

☝サクセス薬用シャンプー(花王)400ml【ピロクトンオラミン】
※レギュラーにしか配合されていませんでした。リンスも配合ナシです。

☝スカルプD薬用スカルプシャンプーオイリー(脂性肌用)(アンファー)350ml【ピロクトンオラミン】
【ピロクトンオラミン配合のトニック】

☝サクセス薬用育毛トニックエクストラクール180g(花王)【ピロクトンオラミン】
(無香料・ハーバルシトラス・フルーティシトラス・フレッシュフローラル全て)

☝柳屋薬用ヘアトニック240ml(柳屋本店)【オクトピロックス】
ジンクピリチオン配合のシャンプー

☝h&sリペアシャンプー(P&G) 350ml【ジンクピリチオン】

☝h&sスカルプEX for men(P&G) 370ml【ジンクピリチオン】
イオウ配合のシャンプーと洗顔料

☝フケミンソフトA(ダリヤ)10g 5本入り【イオウ&ジンクピリチオン】

☝ロゼット洗顔パスタ(ロゼット)90g【イオウ】
柿渋配合のシャンプー・ボディーソープ・石けん

☝薬用柿渋スカルプシャンプー(マックス石鹼)500㎖
【柿渋&イソプロピルメチルフェノール】さらに炭も配合されてます

☝薬用柿渋ボディソープ(マックス石鹼)500㎖
【柿渋&イソプロピルメチルフェノール】

☝薬用柿渋石鹸(ペリカン石鹼)80g
【柿渋&イソプロピルメチルフェノール】
サリチル酸を使った溶液

☝美容水サリチル酸溶液(ビーエスコスメ)50㎖【サリチル酸】
その他頭皮臭・体臭に有効な成分を使った製品(抗真菌作用は無し)
イソプロピルメチルフェノール配合のシャンプー

☝LUCIDOルシード薬用スカルプデオシャンプー(マンダム)450ml【イソプロピルメチルフェノール】

☝デオコ薬用ボディクレンズ(ロート製薬)350ml 【イソプロピルメチルフェノール】

☝シーブリーズボディシャンプークール&デオドラント(ファイントゥデイ)600ml 【イソプロピルメチルフェノール】

☝ミューズ薬用せっけん(レキットベンキーザー・ジャパン)1個95g【イソプロピルメチルフェノール】

☝ミューズ洗う、デオドラントせっけん(レキットベンキーザー・ジャパン)3個【イソプロピルメチルフェノール】
👇こちらのせっけんは有効成分が
イソプロピルメチルフェノール+ミョウバン+柿渋エキス+炭+ベントナイト入りです。(広告)

イソプロピルメチルフェノールを使ったデオドラント製品

☝メンズビオレZ薬用ボディシャワー(花王)100ml【イソプロピルメチルフェノール】

☝フケミン頭皮ローション(ダリヤ)50ml【イソプロピルメチルフェノール】

☝デオナチュレさらさらクリーム(シービック)45g
【ミョウバン&イソプロピルメチルフェノール】

☝デオナチュレソフトストーン(シービック)20g
【ミョウバン&イソプロピルメチルフェノール】

☝メンソレータムリフレアデオドラントリキッド(ロールオン)(ロート製薬)50g
【イソプロピルメチルフェノール&ベンザルコニウム塩化物】

☝8×4デオドラントパテ(花王)25g
【ミョウバン&イソプロピルメチルフェノール】

☝Agデオ24パウダースプレー(資生堂)180g【イソプロピルメチルフェノール】
※ロールオンにも配合されています。

☝GATSBYアイスデオドラントボディペーパー(マンダム)30枚入【イソプロピルメチルフェノール】全ての香りに配合されています。

☝Agデオ24パウダースプレー(資生堂)180g【イソプロピルメチルフェノール】

☝システマlハグキプラス(ライオン)95g【イソプロピルメチルフェノール】
ミョウバン・クエン酸・重曹

☝生ミョウバン(NICHIGA)200g【ミョウバン】

☝デオナチュレクリスタルストーン(シービック)60g【ミョウバン】

☝国産重曹(NICHIGA)1kg【重曹】

☝クエン酸(NICHIGA)1kg【クエン酸】
カンジタ菌・マラセチア菌優位な人へのオススメ

☝パンテーンエクストラダメージリペアシャンプー(P&G)400ml【ラウレス硫酸ナトリウム系】

☝ジョンソンベビーオイル(ジョンソン・ベビー)300ml【ミネラルオイル】

☝ルシードヘアクリーム(マンダム)200ml【シリコンオイル・ジメチコン】

☝ルシードヘアクリームオイル(マンダム)200ml【シリコンオイル・ジメチコン】

☝スクワランオイル(無印良品)50ml【スクワランオイル】

☝ヴァセリンオリジナルピュアスキンジェリー(Vaselin)200g【ワセリン】

☝乳酸菌原液美容液(TUNEMAKERS)10ml【乳酸菌】