栄養療法を知ったきっかけ
体臭がどんどん酷くなり、本気でネットで調べよう、と思った時、この栄養療法の本を見つけました。
☝『心の病は食事で治す』 生田 哲:著 PHP研究所 2005年3月第1版
早速購入して読むと、
それぞれの栄養素が、体や脳にどのように作用しているか、とか、
この病気には、この栄養素が不足しているからこういう食品を摂取した方が良い、
など具体的に詳しく書かれていました。
今まで、栄養がそんなに精神や体に影響しているなんて考えたことがなかったので、
目からウロコでした。
〖もしかして自分の臭いは何かの栄養が不足して、
消化の回路が上手く回らなくなっているからかもしれない。。
そんな感じの臭いの時があるし。。。〗
と考えるようになりました。
本の中に、ピロルリア(ピロール尿症)という病気の症状の一つに
“不快な体臭”と書いてあり、もしかしてピロルリアなのかも、とも考えました。
(実際は検査して陰性でしたが)
それからは、もう手当たり次第にプロバイオティクスやビタミン剤を飲み始め、
水溶性ビタミン類は一日の摂取上限量がはっきりと決まっていない為、
致死量レベルか!!
という位大量に飲んでしまいました。
私はその頃、ビタミンB1は1日に2550mg、B2は1000mg、B6は1039mg、パントテン酸は1600㎎、ナイアシンは600㎎、亜鉛110㎎ 他・・・・
合計27種類の栄養素をサプリで摂っていました。
ちなみに、市販のアリナミンAのビタミンBの含有量は、B1が100㎎、B2が12㎎、B6が20㎎、パントテン酸カルシウムが15㎎その他・・・・
とかなので、私のサプリの量がいかにクレイジーだったのかお分かり頂けると思います(笑)💧
こんなに飲んでも体臭はあまり減らないので、
そうしたらまた少し追加して、量も種類もどんどん増えていきました。
サプリ代も凄かったのですが、
『これで体臭が減るかも?!』と思うとやめる事ができず、
それにもし今やめて体臭が酷くなってしまったらどうしよう、
という恐怖感もあって完全にサプリ依存症になっていました。
この時、サプリの影響からか、少し肌つやが良くなって、
元気になった感じがしてハイになっていました。
血糖値対策の栄養素も飲んでいたので、甘い物もうすうす悪いとは感じながらも
まだ大量に食べ続けていました。
ですが、さすがにこの大量のサプリを一生飲み続ける訳にはいかないので、
ちゃんとクリニックで適正量を教えてもらおうと考えたからでした。
その時は私が選んだ栄養療法のクリニックでカンジタ・副腎疲労・
リーキーガット・甲状腺なども見てもらえることは知りませんでした。
血液検査で足りない栄養を調べてサプリを飲むだけで、鬱や体調不良が治る、
そんな感じかと思っていました。
大量のサプリ摂取で起こった体の変化
💊半年後の健康診断で、肝臓のASTとALT(GOTとGPT)の数値が急上昇。
子供の頃からいつも低めの19、16とかなのに、いきなり39,64になった。
💊体中赤い発疹が出てかゆくなった。
首・腕・お尻・太もも・背中など搔きむしって汚くなり、夏も半そでが着れなくなった。
💊首から上と、胸~腕と手から、キョーレツな皮膚ガスが出るようになった。
特にある特定の添加物が入った加工食品をレストランやお弁当などで食べると
翌日から生魚のすり身の腐ったような臭いが頭皮から立ち上り、
電車一両全部臭ってしまう位のすごい臭いが出た。
全身から生卵が腐ったような臭いもして、
近くにいた人から『うわっ、生臭い!!なにこの臭い?』
と言われたり、電車の隣の人がすぐ席を立ち去るようになった。
少しでもそれを食べてしまうと4日位臭い続けるので仕事に行くのが大変になった。
体が添加物センサーみたいな状態になり、
あらゆる加工食品や調味料や顆粒だしやさつま揚げなどの練り物や
ファミレスの飲み放題のコーヒー、あと何故かとり肉など。。
が食べられなくなりました。
全ての添加物がダメな訳ではないのですが、
ある特定の物を食べてしまうとそうなるみたいで、とても恐怖でした。
原材料を色々調べてみましたが、今もその添加物名は分かりません。
この画像は👆フリー画像サイトから頂いたものですが
私の腕もこれとそっくりの状態になってしまいました。
普通の人はすぐ皮膚科に行くと思いますが、
こうなってしまっても、私は行かなかったんです。
何故かというと、
当時、友人から “冷えとり靴下健康法”を教えてもらったばかりで、
シルク⇒綿⇒シルク⇒綿と靴下を4枚重ねてはくと、
しばらくすると体に溜まっていた毒素が出てきて
『めんげん』といういわゆる“好転反応”が湿疹という形で噴き出し、
全て出し切ると湿疹は止まって、肌は元通りきれいになる、というものでした。
ちょうどやり始めた時に同時にサプリも大量に飲み始めたので、
湿疹が出たのもきっとそれはめんげんだから、
あと数か月か数年かしたら毒素か体から無くなってきれいになるんだ、
とすっかり信じ切っていました。
湿疹はサプリが増えるとだんだんひどくなり、
末期になるととてもかゆくて眠れなくなりました。
めんげんなら薬は塗らずにどんどん掻いて膿でも血でも
どんどん出してしまって下さい、と教えられたので、
守っていたら特にお尻から後ろモモにかけてひどい水ぶくれができ、
それが破れて化膿して、キョーレツな臭いがする膿が
べっとりとシーツやイスを濡らし毎日びしょびしょになりました。
体臭もあるのに、更に膿のすごい臭いも加わって、
ズボンを履いていようがどんどん臭ってくるので大変でした。
薬を塗れないので、代わりに冷やす、、のではなく
逆にドライヤーで熱を当てて痒みを抑えていました。
何故かいつも夜布団に入ろうとした頃から痒みがひどくなりだして、
3時になるとぴたっと止まるのです。
(これも後に深夜1時~3時は、肝臓のデトックスの時間だと知って、
その通りだった!と分かりました)
そこから朝6時に痒くて飛び起きるまでやっと3時間だけ眠ることができました。
初診時はまだ『少し痒い』程度だったんですが、
3回目の診察でサプリを全て止めてアトピー専門の整体院を紹介されてやっと
60%位治りました。
今考えると、致死量レベルの大量のサプリが“毒素”として
めんげんという形で湿疹になって噴き出していたのかもしれない、と思います。。
色々迷走していたなーーーと。
今では黒歴史の1つとなっています😂