※このブログでの『カンジタ』は“腸カンジタ”のことです。
他に何か持病をお持ちの方や、つらい症状がある方は、やはりクリニックで医師と相談しながら治療をする事をお勧めします。薬とサプリの飲み合わせなど、一般人では分からない事も多いです。
部分的に頼ってみる
クリニックにいきなり行くのはハードルが高いと思っている方に、こんな便利なサービスも臨床分子栄養医学研究会代表の宮澤先生が始めたそうですので情報としてお伝えします。

それでも勇気がいるお値段ですが・・😅
郵送で(患者にならずに)検査だけする
検査の種類
栄養療法のクリニックにも先生によって色々な流派みたいなグループがあるようです。
私が通った栄養療法のクリニックは、臨床分子栄養医学研究会という研究会に所属していて、全国にある研究会のクリニックで数か所、
郵送で検査キットを送ってくれて結果を送り返してくれる所があります。
(血液検査は採血しないといけないので、又、オリゴスキャン検査(体に溜まった毒素の蓄積量を測る検査)も測定器で測りますので、申し込んだクリニックに出向く必要があります)
治療に関わっていそうな検査や、私がクリニックでやった事がある検査をピックアップしてみました。
これらはバイオロジカル検査といい、一般的なクリニックでやるよりも精度が高いです。
カンジタの検査といっても、¥3000位で販売されている膣カンジタ用検査キットはそもそも膣カンジタ用ですし、精度的には全然低いんだそうです😆
腸のカンジタの検査である有機酸検査で調べないと正確に分からないです。
又、これもネット情報で良く言われている、
朝一の唾液をコップに落としてカンジタを調べる方法も、残念ですが精度的にはぜんぜん信用できません。
この事は、分子栄養医学研究会の宮澤賢史先生も以前ご自身のブログで否定されていました。
また、有機酸検査以外の同じバイオロジカル検査の中にも真菌(カンジタ)やを調べるマーカーがあるものがありますが(例えばGI-MAPや便検査など)、
有機酸検査の方が精度が全然違うので、それらの検査で陰性だとしても有機酸検査の結果で判断した方が良い、と先生が話されていました。
微細な炎症や微細な感染症を見つけ出して治さないと、コルチゾールが炎症を抑えるためにずっと出続けてしまう為、副腎疲労がいつまで経っても治らないんです。

血液検査 普通の健康診断項目より多い50~60項目が調べられる。
有機酸検査 腸カンジタの有無、代謝機能の異常の有無、真菌や悪性細菌が出す毒素の有無など、消化管内で細胞レベルでの異変が分かる。栄養状態も分かる。
唾液コルチゾール検査 副腎疲労の3段階の度合いを調べられる。起床後すぐ・30分後・60分後・4時間後・8時間後・16時間後の6回測る。
必ず、DHEA値も測れる検査を申し込む事。(正常なのか、副腎疲労のレベル2なのかを見分ける大事な指標なので)
毛髪ミネラル検査 過去3か月までにばく露された有害重金属などの毒素を排出する能力があるかどうかを調べられる。
必須ミネラルのバランスや、副腎疲労の程度も分かる。
総合便検査 乳酸菌のバランス、悪性細菌の有無や、イースト(真菌)の感受性が分かる。消化・免疫、エネルギー状態など、多くの事が分かる。
食物IアレルギーIgG検査 リーキーガット症候群の度合いが分かる。多くの反応があればある程、リーキーガットが酷い。
どんな食品に敏感に反応しているのかが分かる。
(ただし、測定時に多く食べていたものにも反応している為、測定値が高い物全てをやめなくてはいけない訳ではないので要注意。)
GI-MAP検査 今のところ世界一精密な便検査と言われている。
細菌性病原体(О-157、赤痢菌、カンピロバクター、サルモネラ、コレラ他)ウィルス病原体(ノロウイルスなど)、寄生虫(ジアルジア、クリプトスポリジウム他)、ピロリ菌、アメーバ、回虫他、気付かない内に腸の炎症の原因になっているこれらを発見するために重要な検査。
40歳以降になると、これらがいても自覚症状が無いので、最初にこの検査で異常を見つけられれば、副腎疲労の原因であるコルチゾールの無駄遣いを効率的に抑えることが出来る。
ピロリ菌は、他の便検査や血液検査で検出されなくても、
この検査で極微細な量が発見できるので、ピロリ菌検査単体でやるよりもこちらがお勧め。
過去にピロリ菌除菌の経験がある人でも、この検査では検出される事が良くあるそうなので、あれば除菌する。
その他、善玉菌と悪玉菌と日和見菌の細かい数値や炎症マーカー有。
ご注意して頂きたいのは、[菌類/酵母]という項目がある事はあるが、
有機酸検査に比べて精度が低いので、これでカンジタの有無を判断する事は出来ないとの事。
甲状腺機能検査 副腎疲労や低血糖症、消化器官の働きに深く関わっている。
普通の健康診断では調べられないので、知らない間に甲状腺機能が悪くなっているケースもある為、体臭に悩んでいる人は一度はやる事をお勧め。
ミトコンドリア機能が心配な人、疲れやすい人などエネルギー状態の指標となる。(血液検査に含まれている事も)
ペプシノーゲン検査 胃酸がちゃんと出ているかを見る検査。消化力を調べられる。
マイコトキシン検査 カビ毒が蓄積しているかどうかが分かる検査。
カビを取り除いても、カビ毒は熱にも強く、10年以上体に残ると言われている。
築40年以上の家に住んでいた人、床上浸水した家に住んでいる人、
掃除していない空気清浄機がある家など、心配な方や思い当たる部分がある方にお勧めの検査。
SIBO検査 小腸内細菌過剰増殖。
普段は小腸には細菌があまりいないが、胃酸抑制剤を飲んでいる人、自律神経の緊張などで胃酸の分泌が少ない人は、食べ物を殺菌できずにそのまま小腸に送られてしまい起こる。
お腹が張ってガスが増える。
フェリチン検査 貯蔵鉄量を調べる検査。
体に炎症があると血中に放出されるので数値が上がる。
(血液検査に含まれている事も)
ゾヌリン検査 血液中のゾヌリンというたんぱく質の量を調べることで、リーキーガットの有無や重症度が調べられる。
毒性化合物検査(GPL) 環境毒素である有機化学物質にどれ位ばく露されているかを調べられる。
毒素にばく露した可能性がある人や、慢性疾患で悩んでいる人にお勧め。
マイキンソー検査 腸内細菌のDNAを測ることによって、どんな腸内細菌が多いか、比率を教えてくれる。
腸内細菌DNA検査 マイキンソー検査と同様、腸内細菌の多様性が分かる。
オリゴスキャン検査 体内の有害重金属などの毒素の蓄積量が分かる。
(毛髪ミネラル検査は毒素を排出する力があるか調べる検査)測定器が置いてあるクリニックに出向く必要がある。
ホモシステイン検査 動脈硬化やメチレーションの指標となる検査。
ビタミンD血中濃度検査 ビタミンDの濃度を調べる。
免疫力が調べられる(血液検査に含まれている事も)
検査を受け付けているクリニックのリスト
臨床分子栄養医学研究会で、患者にならずに検査のみ受け付けているクリニックのリストです。
クリニックによって受けられる検査の種類と数が違います。
下記のものは、2023年9月現在の情報です。
リアルタイムのリストをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
※“検査のみOK”に〇をしてあるクリニックが対象です。
京橋ウェルネスクリニック(宮澤医院) | 東京都中央区京橋3-4-4 患者にならず検査のみ申し込むのはこちらから。“だけ”してくれるカンジタ外来・SIBO外来・デトックス外来もあり。※この3つは初診料が必要。 |
ナチュラルアートクリニック | 東京都千代田区六番町6-5-2F 希望すれば検査結果に対して「医師による解説文書」を 添付してくれる。口頭での解説も、「オンライン診察」 を申し込むと可能になる(有料)。 |
東京原宿クリニック | 東京都渋谷区神宮前6-29-3-10F “総合カウンセリング”(有料)で検査項目の相談や、検査結果の説明が受けられる。 |
ゆめのきクリニック | 東京都文京区本郷4-37-15-4F 血液検査+オプション検査(6種類)。有料でレポートを作成してくれる。検査後栄養カウンセリング(有料)。 ※初診料¥3000が必要となる。 |
小西統合医療内科 | 大阪府大阪市北区中津1-12-3-6F 皮膚ガス検査も有。HPには検査のみも可、とは明記されていないが、問い合わせてみたら、可能との事。 |
いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック | 愛知県名古屋市昭和区隼人町3-4-1F カウンセリングとレポートはなし。「分子栄養学実践講座の参加者様への検査はこちらへ」と書いてある青いボタンをクリック。 |
今泉栄養療法クリニック | 兵庫県西宮市両度町6‐22‐203 解析レポート作成可(有料)他院での持ち込みデータも有料で解析してくれる。 |
クリニックによって検査できる項目はまちまちです。
結果だけ郵送されて来る所、アプリから申し込んで結果はアプリ内に表示される所、有料で検査の解析をしてくれる所、他院の検査も有料で解析してくれる所、などそれぞれです。
私は上記のクリニックしか調べていないのですが、検索すると、違うグループの栄養療法のクリニックでも同じ検査を扱っている所があるみたいです。
(ちなみに、同じ名前の検査でも、検査会社が違う場合もあります。検査会社によって数値の結果が違う事はよくある事で、この会社の検査はこの数値が高めに出る、とかクセがあるそうです。)

カンジタ除菌
【京橋ウェルネスクリニックのカンジダ外来】
上記のリスト筆頭の京橋ウェルネスクリニック(元:宮澤医院)では、2023年に『カンジダ外来』というのが出来たそうです。
スマホかパソコンでオンラインで全てのやり取りができて、カンジタ除菌“だけ”をしてくれるサービスです。
検査や薬も郵送してもらえます。
先生の診察後に管理栄養士さんが初回に食事指導してくれます。
初診料が発生してしまうので、正確に言うと“患者”になってしまうのですが、抗真菌薬を飲んで確実に除菌したい方や、自分では心配な方にはいい方法だと思っています。
詳しい検査の流れや料金については
京橋ウェルネスクリニックカンジダ外来をご覧ください。

クリニックで抗真菌薬を飲まなくても、ハーブを使ったり食事法でゆっくりやる方法もあります。
除菌方法も、今はネットで簡単に調べられるようになりました。
ですが、一番トラブルが多く、除菌に失敗して具合が悪くなってクリニックに来る患者さんがとても多いと先生が言ってました。
十分な準備をして、除菌しても大丈夫な体になってから実行した方がいいそうです。
💊カンジタ除菌少なくとも何か月か前から、5F(グルテンフリー・カゼイン・シュガー・カフェイン・アルコール)の食事にする。マグロやクジラやサメ(ふかひれ等)や鯛などの大型魚も水銀を多く含んでいるので食べないようにする。
💊極度の低血糖症がある場合は補食などを続けて治してから(低血糖症を見分ける“中性脂肪”の値が最低でも50以上ある事)※中性脂肪は健康診断の項目にもあります
💊体の炎症を出来る限り治してから(歯の詰め物のアマルガムは除去しておく)
💊下痢・便秘をしていない事(1日1回必ず便が出る状態)

カンジタはすぐにぶり返してしまうので、砂糖や果物や小麦粉をちゃんとやめないと除菌に失敗しちゃうんですよ☆
除菌のサプリを飲んでるから食べちゃおう!ってやってると、耐性がついてしまって除菌サプリも効かなくなってきます。要注意です~💦
自分が腸カンジタかどうかはとても気になると思います。
一番確実なのは有機酸検査をしてみる事ですが、こうだったらカンジタの確立が高い、と一般的に言われている目安はいくつかあります。
●白い舌苔が沢山ついている
●甘酸っぱい、生臭い体臭
●水虫や膣カンジタ、口腔カンジタがある(あった)
●カビ臭い家に住んでいる(いた)
●抗生物質・ピル・ステロイド等を何度も使用した
●甘い物がやめられない
●グルテンフリーをすると、体調が良くなる
●カンジタに効果があるというハーブティーなどを飲むと、体調が変わる(舌苔が減るなど)
●抗真菌薬の入ったシャンプー(コラージュフルフルやオクトシャンプーなど)やせっけんやデオドラント製品が良く効く

デトックス
カンジタ除菌も終わって、体調がほぼ良くなって元気になってから、最後の仕上げとして行うのが基本です。
体に溜まった水銀や化学物質などの毒素をデトックスすると、ミトコンドリアというエネルギー産生工場の動きも良くなり、疲労感などが軽減します。
デトックスも失敗して具合が悪くなってクリニックに来る患者さんが多いそうなので、十分注意が必要です。
京橋ウェルネスクリニックでは、デトックス“だけ”をしてくれるデトックス外来もやってます。

栄養療法のクリニックに行って良かった事
💊ネット情報だけでは分からなかった検査や治療をしてもらえる。
→思ってもいなかった病気や感染症が見つかる事も?!
💊『自分だけの』サプリや薬の必要な量と種類が分かる。いつまで飲めばいいのかも分かる。
💊他に持病を持っている方でも、医師の指導のもとで安全に治療が出来る。
💊体臭の大元である副腎疲労や低血糖症の治し方など自力でやるよりも情報量が多い。
💊医師の処方が無いと手に入らないサプリや薬が飲める。
私も副腎疲労の改善が早かったです。
プレグネノロンという副腎疲労のサプリがあるのですがこれを飲むと1か月で10%副腎疲労が回復すると言われていて、つまりは10か月飲むと100%回復するとの事で、
本当にその通りの検査結果が出て感動しました(唾液コルチゾール検査の結果においてです)
プレグネノロンはホルモン扱いのサプリの為、今は市販されておらず、医師処方でしか手に入らないです。(ホルモンなので18歳以上の人しか飲めませんのでご注意下さい)
💊治療が長引くとどんどん治療費がかかる為、食事や生活習慣を正すモチベーションになる。
💊根本原因を治療するので、最終的には“サプリのいらない体”になれる。
ころん☆の見解
クリニックで体臭改善できた私としては、私に似た症状がある全ての悩める方にぜひ行ってみて欲しい、というのがホンネです。
・・・とはいえ、栄養療法は自費診療なので本当にお金がかかってしまいます。。
- 行きたいのはやまやまだけど、お金を貯めるだけでも何年もかかってしまう
- 医師やスタッフに体臭の話をするのが恥ずかしい
- 体臭なんかにそんなにお金をかけられない
- そんなカンペキに治さなくても、6,7割体臭が減れば満足だ
- あと5年位経っても良くなってなかったら考えようかな・・
- 家族に理解を得られない
- お医者さんが苦手だ
とか、事情は人それぞれですよね。
自力で体臭を治せるかどうかは、

- 体の悪化度合い
- どれだけストイックに食事や生活を自己管理できるか?
- どれだけ正確に情報収集できるか?
によるのかな、と思っています。
あまりにも副腎疲労の悪化度合いが酷く、寝たきりのような状態まで行くと、さすがに自力では治せないと思いますが、
今は、ネット情報がすごいので、私と同じ原因の体臭だとしたら、他に持病など無く、軽い症状の方でしたら理論上では自力でも治せそうです。
ただ、そう思って実際やってみると、症状がなかなか改善しなかったり、あれ?っていう事
が出てきて難しい場合もあると思います。
カンジタ除菌しても大丈夫な状態、というリストをこのブログに書きましたが、
実際はその見極めが自分では難しくて、やってみたらホントに湿疹が出て、
ダイオフだから1週間くらい我慢しとけば大丈夫なのか、それともほっといてはいけない湿疹なのか、いざその場面になると迷う事はよくあります。
体臭以外にも、疲労感やブレインフォグ(頭にもやがかかったようにぼーっとする)やうつ症状、頭痛、生理の異常、消化不良や機能性ディスペプシア、パニック障害など、
何らかの不調も同時に抱えていませんか?
そのような体調で、正しい情報を入手し、栄養を考えた食事やサプリを用意し、規則正しい生活をして、これを仕事もしながら実行するのは、簡単に書いているけど本当に大変です。
自分で出来そうにないと思ったら、お金はかかってしまうけど、クリニックに頼った方がいいのかな、とも思います。
ちなみに、サプリや漢方薬で胃が荒れてしまって飲めないという人がたまにいらっしゃいますが、

食事指導を受けて炎症を起こさない食材を選び、
ボーンブロス(鶏がらや豚や牛の骨を野菜と煮込んだスープ)などを使って胃の粘膜を修復していくと、
だんだんサプリが飲めるようになってくるそうです。
クリニックに通うと、先生によって金額は違いますが、安くても200万円~ 長引けばその分もっとかかります。
これを高いと見るか、自分への将来の投資と思えるか…
ですが、このままの状態だと、人間関係も崩壊、学校や仕事にも行けなくなり、ちょっと外出するのも一苦労で、普通の社会生活が出来なくなってしまいますよね。
ましてやもし大黒柱だったら大変です。
私の場合、体臭だけではなく、消化吸収、代謝機能や肝機能、血糖調節機能やホルモン分泌なども悪くなってしまっていたので、
健康診断で異常が無くても、将来は大病していたかもしれません。
治療代がかかってしまっても、ちゃんと治れば、残りの人生何十年も元気に働きに出られます。いい人間関係も築けます😃
お金は、もし可能でしたら家族など、周囲の人に借りてまで治す価値はきっとあると思います。
なんだか、通院を勧めるあやしい感じになってしまいましたが、
もし通院しなくても、このブログを読んで少しでも体臭改善のきっかけがつかめた、という方がいらしたら、こんなに嬉しい事はありません。
クリニックへ行こうと決心された方へ
もし私と同じ原因で体臭が出ている方に限っての話なんですが😅
『最初からこうしておけばもっとスムーズに治療が進んだのにーーー』
と悔やんでいる、ただの結果論に過ぎないんですが、私の話&ちょっとアドバイスをさせて頂いてもいいですか?
1️⃣検査は高いからどうしようか迷うけど、最初のうちにケチらず先生が勧める検査は色々やってしまった方がいい。後で悪い所が分かると2度手間になり、治療期間も延びて、お金も余分にかかってしまうから
2️⃣私と同じような頭皮とか皮膚の臭いの症状もある人は、もしかしたら皮膚科の先生が栄養療法もやっているクリニックを選んだ方が、皮膚カンジタと腸カンジタ両方同時に治療してもらえて一石二鳥かも?!とちょっと思った(実際私は皮膚科に行ってないので、“かもしれない”というだけなんですが)
1️⃣について
ホントにただの結果論なんですが、、
最初から自分が副腎疲労や低血糖症っぽいと分かっていれば、早いうちに必要な検査を全てやってしまって悪い所を全部洗いだしてから、カンジタ除菌をした方が良かったかな・・・と思いました。
特に有機酸検査とGI-MAP検査と唾液コルチゾール検査、(余裕があれば毛髪ミネラル検査も)は、カンジタの有無・SIBOかどうか?・ピロリ菌などの悪性細菌の有無・副腎疲労になってるか?またその度合い・腸内環境・栄養状態・毒素の排出能力など、
今後の治療をする上で大事な事が分かる検査なので、高いけど、原因が分かった方が先生も治療しなきゃいけない事がはっきり分かるから、治りが早かったかもしれないな、と思います。
(でも、実際この辺りの順番は、先生に聞いてみてまだやらなくて大丈夫、と言われたらそれに従って下さいね😊)
中途半端に検査を渋ると先生も原因が分からない、でも検査も強く勧められないし、、じゃあしょうがないからこれを試してみようか…など、なんか見当違いな治療になっていき、迷宮に迷い込む元になってしまいます。
治らない間も、先生から飲むように勧められているサプリ数種類が結構質が良くてお値段も高いのでどんどんサプリ代がかかってしまいます。
私の場合、治療3年くらい経過した後にクリニックに新しくGI-MAPが導入されて、2回ナイスタチンで除菌してスッキリした直後だったのにピロリ菌と寄生虫が見つかってしまい、
でも、これらはいたらどうしても除菌しておかないと今後の人生にとっても害になってしまうので抗生物質を2週間使い除菌しました。
(具合の悪い患者さんに検査するもんですから、自覚症状が無い患者さんでもこれがまた結構な高確率で何かしら見つかるらしいんですよー😱)
⇒⇒当然カンジタは再発し、先生に頼んでもう1度ナイスタチンで除菌してもらったのですが、耐性がついてしまったみたいであまりスッキリ治らず、現在に至ります。
また、私の場合、カンジタ・リーキーガット・副腎疲労・低血糖症の事を全く知らずに受診したので、先生も元気そうな私を見て、副腎疲労も軽度だろうから治療の必要はないだろう、ともしかして思われたのかもしれません。
今思うと、早いうちに副腎疲労が分かっていたら、もっとサクサク治療してもらえてたのかな、と思います。(この辺のことは、先生に確認した訳ではないので、あくまで私の想像ですが。。。)
腸カンジタがいれば、やはり副腎疲労や低血糖症やリーキーガットも程度の差はあれど皆連動しておこっているそうなので、検査で早く分かればその方がいいかな、と思うんです。
先生は、やはり患者さんが高い検査をやりたがらない事は本当に良く分かっていらっしゃるので、あまり(遠慮して⁈)強くは勧められないみたいです。(講習会でも良くその話をされています)
よほど見るからにそれらしい症状を訴える患者さんだったら、勧められるかもしれませんが、
今は『一応これとこれとこれがやった方がいい検査だけど、ご希望だったらやりますよ』みたいにとてもソフトな言い方をなさるそうです。
なので、強く勧められないし、高いからとりあえずやらないでいいか☆と思ってしまいがちですが、私の失敗経験から言わせていただくと、
『先生から必要かも、と言われた検査は、絶対にやった方がいいです!!』
と強くオススメします☆
ここは、ケチらず、患者さんもせっかく高いお金を出してクリニックまで到達したのですから、頑張り所だと思います。
~~・・~~・・~~・・
【検査費用について】
やっぱり、アメリカの会社の検査なので、どうしても高くなってしまうそうです。
日本でこの精密度で安く検査できる会社がまだ無くて、
この間も、腸の検査で、希望者を募ってアメリカの検査と日本の良さそうな検査を同じ人で同時期でテストしてみたら、
やはり日本の会社の検査は精度が及ばなかったみたいです。
円安の影響もあって、さらに最近は高くなっていて、
先生方も、この高額な検査費用が何とかならないか、いつも悩んでいると、講習会でお話しされてました。
ですので、クリニックが儲けのために高くしてる訳ではないみたいです😉
2️⃣について
クリニックによって、導入している検査の種類が、講習会で宮澤先生が話しているのを聞く限りでは違うみたいなんです。
GI-MAPをやりたい方は、申し込む前に扱いがあるか確認してみた方がいいかもです。
ちなみに、私と同じような皮膚症状の事を書いてあるページは、
『頭皮臭・体臭の原因になっていた皮膚カンジタ等について』と、
に書いてありますので、良かったら見てみて下さいね😊