一般の医学界には副腎疲労という病気は存在しない
私の体臭改善の大きなカギとなった副腎疲労は、日本の医学界には
通院初期の頃、私の栄養療法の先生から
ご近所の消化器内科でその下痢軟便を治してきてください
と言われて、地元駅前の、市立病院を何十年も経験された先生が
独立開業したという消化器内科に行ったんですが、
副腎疲労?リーキーガット?
なんですかそれ? その先生、変な事言うね。
SIBO? 知りませんね~
と、全く相手にされませんでした。
と言うのも副腎疲労は臨床分子栄養医学研究会の代表の宮澤賢史先生が
約15年前にアメリカで知って日本に紹介するまでは
ほとんど無かった新しい病気だからだそうです。
副腎疲労はまだ日本の医療界では認知されていません。
いわばキワモノ扱いなんです。
実際は副腎疲労で朝低血糖症状がひどくて起き上がれずに学校に行けない人や、
鬱だと誤診されていつまでも治らない人が沢山います。
ですが最近は、だいぶこの病気が認知されるようになってきて、
YouTubeやブログなどで、沢山情報を得られるようになりました。
普通の街中にある消化器内科の先生が知らないのは、
以下のような現状からきているのだそうです。
- 医師が、医学部で副腎疲労症候群の事を学ぶチャンスが少ない
- 副腎疲労を診断するための指標が今の医学界には無い為、一般的な検査では“異常なし”と判断されてしまう
- 検査で“異常なし”と診断されるような症状について、製薬会社も薬を作れない
- 今の医学界では、ホルモンが関係する病気について、あまり詳しくない
検査の精度が全く違う
栄養療法のクリニックで受ける検査は、バイオロジカル検査といい、
一般のクリニックで受けるものとは全くの別物です。
カンジタ検査をすればいいのか、と思って
¥3000位で郵送してくれる検査キットでやっても、
そもそも膣カンジタ用ですし、
有機酸検査とは精度が全く違うので、腸カンジタは検出されません。
ネット情報で良く言われている、
朝一の唾液をコップに落としてカンジタを調べる方法が
信用できる訳がありません、残念ですが。。
この事は、分子栄養医学研究会の宮澤賢史先生もこちらのブログで否定されています。
副腎疲労の治療には、
分子レベルのほんの少しの菌を見つけて治療する事が重要だと先生は言います。
自覚できない少量のピロリ菌やカンジタ菌や寄生虫やその他細菌が起こす炎症が、
副腎から炎症を抑えようと
延々とコルチゾールというホルモンを出させて
副腎疲労になってしまうからです。
私は、上記の駅前の消化器内科ではじめに大腸内視鏡をやったのですが、
腸はとてもきれいですよ。とても変な菌がいるとは思えない位!
カンジタ検査も、腸の組織を採取してちゃんとやりましたけど
検出されませんでしたよ。
と言われました。
それを栄養療法の先生に報告したら、
上記のように「感度が違う」と言われました。
また、栄養療法で最初に受けた数種類の検査にも
ピロリ菌の検査項目があり、そこでは陰性だったのに、
今のところ『世界一制度の高い便検査』と言われているGI-MAP検査では、
極微細な量のピロリ菌と寄生虫が見つかったのですぐに除菌しました。
精度は検査によってホントに違うんだな、と実感した体験です。
ちなみに、ピロリ菌や寄生虫などが除菌できると、
体がものすごく良くなって、正に『人生が変わる』人もいるらしいです。
(私は、除菌してもそれでも下痢軟便が治らず、
あまり良くなった実感が無かったのですが……
でも、ピロリ菌は胃がんの原因にもなるし、胃酸の分泌も止めてしまうそうなので
もちろんやって良かったな、とは思っています。)
安く済むからと言って一般のクリニックで検査しても全く意味がないそうです。
寄生虫や感染症を調べる検査も、
一般の感染症内科でやるものとGI-MAPという検査でやるのでは
精度が全く違うので、ご注意下さい。
もしカンジタや副腎疲労のご心配がありそうな方は、
いい機会ですので、栄養療法のバイオロジカル検査と言われる検査の
有機酸検査・GI-MAP検査をお勧めします。
詳しくはこちらをご覧ください。