私が受けた栄養療法
ざっくり栄養療法
栄養療法は、1968年にノーベル賞を2回受賞したアメリカのライナス・ポーリング博士と精神科医のエイブラハム・ホッファー博士により創出されました。
海外ではオーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)と言われています。
栄養をもって、分子レベル&細胞レベルで体を良くしていこうという療法です。
全国には、色々な栄養療法のクリニックのグループのようなものがあり、色々な治療方針があるようですが、私が通ったクリニックが所属している臨床分子栄養医学研究会では、以下のような考え方で治療をしているそうです。
栄養療法とは、
検査で足りない栄養素をただ単にサプリで補給する事ではなく、その栄養素が足りなくなっている原因が何かあるはずなので、それを検査などで探し出して、1つずつ治していって、体を正常に戻していきましょう、という治療です。
その為に、食事改善(これが8割✨)・生活改善(早寝など)・ストレス削減などをしたり、歯医者さんで水銀の詰め物であるアマルガムを除去したり、耳鼻科で、知らないうちに炎症を起こしている人が多い上咽頭炎や副鼻腔炎があれば治療してもらったり、低血糖症の改善や副腎疲労の改善、腸カンジタやSIBOピロリ菌や寄生虫を除菌したりして腸内環境を整えます。
サプリメントは原則としてこれらの治療を早めたり、改善する為に使用します。
ほとんどの患者さんは、紹介やネットで探して来院してきます。
訴える症状は、“副腎疲労と低血糖症からくる体調不良”にまつわる病気が多いです。
具体的には、
慢性疲労・腹部膨満感・うつ・不妊・不眠・発達障害・アトピー・リウマチその他自己免疫疾患・統合失調症・線維筋痛症・月経異常PMSなどなど・・私のような体臭の患者もたまにいるそうです。
先生は問診でだいたい当りをつけて、検査を何種類かします。
患者さんのほとんどは、上でも書いた
低血糖症・副腎疲労・腸カンジタ・リーキーガット・重金属の蓄積・歯にアマルガム・歯周病など歯の炎症等・慢性上咽頭炎・脂肪肝・寄生虫・ピロリ菌など
が見つかる事が多いので、これらの治療と食事改善と生活習慣改善をするとだいたい皆良くなっていくそうです。
⇒⇒なぜなら、この低血糖症&副腎疲労&カンジタ&リーキーガット症候群が、あらゆる不調の原因になっている事がとても多いからなんです。
一般的な病院では、これらを発見できないでいます。
なぜなら、今の医療は低血糖症や副腎疲労やリーキーガット症候群などの概念がなく、なので健康診断でも分からないし、栄養と病気がどう関係しているのかは(全てではありませんが)あまり掘り下げずに治療法だけしか習わないからです。
外科的治療や感染症など、西洋医学が得意な分野は沢山あり、それらは無くてはならないものです。
ですが、西洋医学で対処療法だけしかない病気とか、原因不明で解明されてなくて漢方に頼っていたりする方も結構沢山いて、上記した分野の症状が栄養療法で改善する人がとても多く、徐々に世間一般に認知され始めています。
なぜ上で書いたこれらの一見関係なさそうな病気が原因が同じなのか、と不思議になりますが、栄養療法の元になっている分子栄養学を学ぶと、代謝のシステムとか、ストレスを受けると内臓やホルモンや脳ではでどんな事が起こるか………など分子レベルで色々分かるようになってきます。
こんな大事な事、もっと早く知っていれば、あんな無茶苦茶な食べ方もしてなかったでしょうし、もうちょっとちゃんと生活してたのにーーー😭と悔やまれてなりません。。。😂
具体的に、どこがどう悪くなっているのか?
私の体臭の原因は、腸カンジタ&皮膚カンジタが大きな原因になっていた訳ですが、そもそもなぜ自分だけそんな真菌がはびこる体になってしまったのか?
普通の人は何を食べても、外で日光に沢山当たってもシャンプーの良い香りがするのに…
分子レベルで説明すると、こんな事が理由でした。
食べた糖は蓄えられ、空腹時に放出する
インスリンが細胞の糖の取込口のドアを開けると、細胞内に糖が取り込まれます。そして、

次の食事まで切り崩して使って、血糖値を保ちます。
使い切ってしまったのにまだ食事やおやつが来ない時、今度は、

肝臓から貯めた糖を切り崩したり、糖新生が出来るのは、コルチゾールという副腎から分泌されるホルモンの作用によるものです。
ちなみに、糖新生をする為には、エネルギーを沢山使ってしまう為、めちゃくちゃ疲労感がでます。
低血糖症になって、糖新生が沢山行われているかどうかは、普通の健康診断の結果からも見分けることが出来ます。
ASTとALTの数値が、基準範囲内でも、低めの10台とか10以下だったりすると、就寝中食べられない時に低血糖を起こしているだろうな、という事が想像されます。
ALTは、糖新生する時に使用される酵素の事なので、この数値が少ないという事は、糖新生で沢山使われてしまってる事を意味します。
これは👇、私の健康診断の画像です。子供の頃から、大体これ位の事が多かったです。

また、中性脂肪(TG)の値が70以下だったりすると夜間低血糖で糖新生によってエネルギーに変えられてしまっている事を現しています。
脳の下垂体は、空腹時、副腎に命令し、コルチゾールを分泌します。

副腎疲労になってしまうと、このコルチゾールの分泌量が減ってしまい、この糖新生が出来なくなって低血糖症になってしまうんです😂
糖は、ATPという“電池”に作り替えないと利用できない
糖がエネルギーになる、と良く言われてますが、細胞内のミトコンドリアという工場で、ATPといういわば“電池”を作って体の中で使える形にしてからなんです。
ミトコンドリアは、赤血球だけには無いんですが、1個の細胞の中に300個~数千個もあって、人の体の中に1京個もあるそうです😲



👆上の図は、インスリンの作用によって血管から細胞内に糖が取り込まれて(解糖系)、その後ミトコンドリア内に入り、色々な化学反応をしてATPを作っている回路図です。
糖1分子で38個のATPが作られます。

この化学反応をするには主にこれらの色々な栄養素が必要です。
マグネシウム・鉄・ビタミンB群・コエンザイムQ10・カルニチン・亜鉛・ビタミンC・αリポ酸など・・

ドラッグストアなどにも、ビタミンB群が入ったサプリやドリンク剤(例えばチョコラBBやアリナミンとか)、若さを保つコエンザイムQ10、又、筋トレやダイエットで利用されるプロテインやBCAAやEAAやカルニチンなども、
どれもこのミトコンドリアの回路と糖新生をスムーズにしてATPをちゃんと産生するのに役立ってくれてます。
この回路図の事は考えずとも、皆さん自然に生活に取り入れてますよね。
具合が悪い人は、みんな回路が止まり、血糖調節が上手く出来なくなってる
私もそうだったんですが、患者さんは皆、
インスリンの作用で細胞内に糖が入る所からATPが38個作られるまでの一連の流れがどこかしら途中で止まってしまい、糖新生も上手く出来なくなり、低血糖症になってるんです。

そうなると、血糖値が保てなくなり、アドレナリンなどが出て血糖値をなんとか上げようとします。
頭痛やイライラや鬱のようになったり、朝起きられなくなり、胃腸の動きが止まったりします。
本来でしたら38ATPできる所を、解糖系で出来る2ATPだけで生きていかなければならないので、昔の私のように、甘い物を異常に欲しがるようになります。
すると腸カンジタが増殖して、菌糸が腸壁を突き破り、ザルのように穴が開いてリーキーガット症候群になります。
低血糖症で胃腸の粘膜も薄くなっているので、リーキーガットで未消化のくさい物質が体外に漏れ出し肝臓で解毒しなくてはならない物質が増えます。
胃酸や消化酵素を出すにもATPが必要なのでATPが減ると消化不良や栄養の吸収不良になり、肉や揚げ物がダメになってきます。
肉などタンパク質を避けるようになると、消化酵素もタンパク質で出来ているのでより消化できない体になっていきます。。

健康な状態だと、コレステロールからコルチゾールと性ホルモンをバランスよく作っていますが、低血糖症になると性ホルモンを作るのを止めて、コルチゾールを優先して作るようになります。
すると、生理の異常や婦人科系の病気や不妊になってしまいます。
リーキーガットがあらゆる自己免疫疾患を引き起こします。
ATPの産生が減り、低血糖症になると、体は冬眠状態になり甲状腺機能低下症になります。
筋肉が分解されてエネルギーに変えられてしまう“たんぱく異化”状態が続くので、美しくない変な痩せ方をします。
このように、どんどん体は負のスパイラルにはまっていきます。
ATPの産生システムが止まってしまう原因は色々あります。
インスリン抵抗性・アミノ酸(タンパク質)不足・栄養不足(特にマグネシウム・鉄・ビタミンB群・コエンザイムQ10など)・カンジタの増殖・重金属(水銀やアルミニウムなど)・環境ホルモン(アンチモン・BPAなど)・農薬・化学製品(ドライクリーニング・消臭剤・シャンプー・柔軟剤など)・炎症・活性酸素・電磁波など・・
※インスリン抵抗性とは、インスリンは分泌されるのに、何度も血糖値スパイクを繰り返すことによってインスリンの効きが悪くなって糖が取り込まれにくくなる状態。血管内には糖があふれているのに、細胞内は飢餓状態になってます。

環境ホルモンのアンチモンやBPAは、温めたペットボトルやプラスチック容器に熱い料理を入れた時&プラ容器を電子レンジ等で調理した時などに溶け出す物質です。便利ですが、プラ容器でパスタ作りなどはやめて、なるべく陶器や耐熱ガラス容器を使うようにした方がいいですョ☆BPAフリーの容器でも、加熱するとマイクロプラスチックが放出されるという話も聞きますのでご注意ください。
私も便利だからご飯温めるフタとかつい使ってしまうんですが。。

また、コロナや他のウィルス感染に罹ると、ミトコンドリアが身を削って免疫細胞みたいにウィルス攻撃モードになるそうで、戦いの後は退縮してミトコンドリアの総数が減ってしまうそうなんです。
病後にミトコンドリアが上手く増えてくれない人もいて、ATPの数も減ってしまい、慢性疲労症候群で来院する人も結構いるそうです。
あと、エネルギー(ATP)は作られているけど、人に気を使い過ぎたり、NOを言えなくて消耗し、無駄に消費されているパターンなどもあるそうです。
このミトコンドリアが止まってしまっている原因を1つ1つ検査や問診で探し出し、必要に応じてサプリを使いながら血糖値のコントロール・生活習慣改善・炎症の治療・寄生虫や感染症の除去・デトックスなど色々な方法で正常にしていきます。
そして、副腎疲労の治療は脳疲労なので脳を治すことなんだそうです。
脳の視床下部から⇒下垂体⇒副腎へという情報伝達系の流れが、副腎疲労を治すと正常になっていきコルチゾールの分泌も正常になります。
治療には順番がある

アメリカの栄養療法の偉い博士が、全ての疾患は低血糖の海に浮かんでいると言っているとおり、宮澤先生もこのような治療ピラミッドで『治療には順番が大事です』と強調しています。
👆上記のような負のスパイラルから脱出するために、まず初めにやるべき事は、みんな低血糖症が元になっているので、補食を食間に摂って血糖値を安定させる事なんだそうです。
栄養療法のクリニックによっては、糖質制限を主体としている所もあると思います。
糖質制限すると血糖値の安定化が図りやすくなり、心が安定し、頭もスッキリするというメリットがあるようです。
ですが、上👆でも書きました通り、
・ミトコンドリアが止まって糖新生も出来ない人
・筋肉量が少なくて、食べてもエネルギーが沢山貯められない人
このような人は糖質制限すると副腎疲労が悪化してしまいます。
糖質制限をするのは、筋肉質でがっしりした体の人が向いているそうです。
低血糖症の改善(補食)・食事の改善・早寝など生活習慣の改善
これらがしっかり出来ていない状態で、ピラミッドの上の階層のカンジタ除菌やデトックスをしてしまうと、一瞬良くなってもすぐぶり返したり、副作用で具合が悪くなったりするそうです。
代表の宮澤賢史先生について
私の通ったクリニックが所属している臨床分子栄養医学研究会の代表の宮澤医院の宮澤賢史(みやざわけんし)先生は、
2001年頃に栄養療法に出会い、ちょうど体調を悪くされていた奥様にサプリメントを試してみたら嘘のように回復されたそうで、そこから本格的に栄養療法の道に入られたそうです。

栄養療法の新宿溝口クリニックの溝口徹先生の本を読んで当時は本の最後になんと溝口先生のメールアドレスが書いてあったそうで、直接メールされたそうです。驚きですね☆
アメリカのドクターからも直接レクチャーを受けに行っていた時、2007年に副腎疲労という病気がある事を知り、日本に知識を持ち帰ったそうです。
それまでは、日本にはほとんど『副腎疲労』という言葉はなかったらしいんですよ。
宮澤先生が副腎疲労のパイオニアらしいです😲
宮澤先生も初めの頃は、『血液検査を見て、足りない栄養素をサプリで補う』だけの治療をしていたそうなんですが、アスリートなど、健康な人が更に健康増進を求めるような場合にはとても効果があったそうなんですが、
体調が悪い弱った人に同じ事をしても、全然良くならなくて、色々悩まれた結果、👆上記でも書きました通り、
その栄養素が足りなくなっている原因が何かあるはずなので、それを検査などで探し出して、1つずつ治していくという治療に行きついたそうです。

ちなみにその原因というのが、炎症・低血糖症・ストレス・生活習慣・食生活・毒素の蓄積などなどでした、しつこくてすみません🤩
そして、分子栄養学実践講座という講習会を定期的に開催し、京橋ウェルネスクリニック(元:宮澤医院)で栄養療法の診察をすると同時に、定期的に講習会を行い、下記のクリニックのリストにも書いた全国の医師や医療従事者、患者や一般の人にも分子栄養学を広める活動をされています。
先生の治療法を学んだ医師が、同じやり方で治療をしています。
先生の目標は、この栄養療法が日本の標準医療になる事、だそうです。
『あなたのサプリが効かない理由』宮澤賢史:著 発行所:イーストプレス 初版:2018年7月13日

有名な方だと、ひめのともみ先生もメンバーです。
YouTubeの『栄養ちゃんねるNobunaga』の吉富信長さんや『カラダヨロコブ・管理栄養士まるお』のまるおかずきさん、週刊新潮などの雑誌で添加物の特集で話題の中戸川貢さんも講座の講師をして下さってます。
クリニックによって治療法などが全く違う
ひとくちに同じ栄養療法と言っても、治療方法はその先生のやり方があります。
もし違うグループに所属しているクリニックに行っていたら、カンジタの事をご存知ない先生もいるので、腸内環境改善のサプリや食事の事はしてくれても、有機酸検査はしてもらえなかったかもしれません。
そしたら全然治らなくて、原因も迷宮入りだったと思います。
私のように体臭を気にして来院する人もたまにいて、先生は
『自臭症』という言葉で、全員ではないとは思いますが、そう診断されているようでした。
本当は臭わないのに自分を臭いと思い込んでいる人と私も先生に言われました。
自律神経が過敏なんですよ、と。
ある意味、その時の私の体臭対策が功を奏していた証拠なので嬉しいのですが😜
本当は症状が良く分かるように臭いMAXでプンプンさせて行くべきなのでしょうが、私にはその勇気はありませんでした。
思いつく全ての体臭対策をがっちりやって、診察に挑みました。
やはり私の先生も、体臭持ちがお医者さんに言われたら一番困るコレを言われました。

ころん☆さんは気にしすぎ!!
ですので、主訴が“体臭”の患者は、栄養療法クリニックにとっては、腸内環境とリーキーガットと副腎疲労とカンジタ治療をしてみたら良くなった、と患者が言ってる、
みたいな感じなんでしょうね、きっと。
もしそうだとしても、普通の病院だったら治らなかったであろうこの体臭が治ったということは、
やっぱり原因はカンジタ・リーキーガット・副腎疲労・低血糖症だった、という事なんですよね。
通いやすい場所にあるからと偶然選んだクリニックでしたが、私にとっては奇跡であり、先生には感謝しかありません🌹

私のクリニックでは、通いだして4,5回目位の診察から、採血やエコーで腸を見る時などの用事がない限りはオンライン診察になりました。
スマホでもパソコンでもどちらでも大丈夫でした。
初診の時は採血もするのでクリニックに行かないとダメなのですが。
先生と約30分診察で話した後は、必ず管理栄養士さんと提出した一週間分の食事記録表を元に栄養指導や食事指導があり、そこで食事の事や補食についてなど色々質問出来ました。
⇒最近はまた少しシステムが変わったようで、先生の診察は15分、管理栄養士さんの食事指導は3回目以降は有料になりました。(クリニックによって違います)
治療費について
栄養療法は自費診療ですので、私は毎回目玉が飛び出ていました。
家計簿もそれまではつけていたのですが、現実を直視するのが怖くて、今はつけるのを中断しています。
念のため申しますが、高額な栄養療法をやっているといっても、私は特にお金持ちではありません。
仕事を辞めてから、少ない貯金を切り崩しながら5年間続けました。
銀行貯金が来月の生活費の引き落とし分ギリギリしか残って無くて、ついに先生にお金が無くなったからやめます、と言わないと…と思った時が何回かありました。
カード破産の恐怖で胃が痛くなりました。
夫はお金の事は私に任せているので何も知りません。
夫には悪いですが知らぬが仏、です。
たまたまその月に夫の給料が少し多く入った、とか臨時収入が入ったとか、たまたまお金のかからない治療が続いた、とかで何とかしのいでこれたんです。
私自身が、もうこれ以上自分のクサいニオイを嗅ぎ続けるのはイヤだ‼ と心から思い、金額に糸目を付けずに、貯金全部使い果たしてもいいからこの体臭という難題を解決するぞ!!と強く心に誓いました。
周囲の人にはお金の事は極秘です。
絶対心配されるのが分かっていましたので。
今思い返すとかなりクレイジーだったと思います。
たまたまいい先生に出会えた事は本当にラッキーでした。
クリニックに最初、受診を依頼するメールを出したのですが、そのやり取りの中で
『最低でも200万円以上かかってしまう事が大丈夫な方は、診察を申し込んで下さい。』という内容の文章がありました。
治療費は、今は私のクリニックはオンライン診察の時はカード払いで、来院した時だけ現金か振り込みOKという感じでした。
診察代ですが、クリニックによって金額は全く違うとは思いますが、私の病院では下記の通りでした。ご参考までに。
(2023年9月当時)
- 初診料 …… ¥33000
- 再診料 …… ¥11000
- 各検査代
血液検査セット | 24300円 | 毒性化合物検査 | 53000円 |
食物アレルギーIgG | 38810円 | 総合便検査 | 66000円 |
オリゴスキャン検査 | 16800円 | 腸内細菌DNA検査 | 22000円 |
唾液コルチゾール検査(6回) DHEA | 43840円 | GI-MAP検査 | 65000円 |
毛髪ミネラル検査 | 25000円 | GI-MAP+ゾヌリン | 74000円 |
有機酸検査 | 4500円 | 尿中ホルモン検査 | 55000円 |
sibo検査 | 55000円 | マイキンソー検査 | 33000円 |
マイコトキシン検査 | 51000円 | その他色々… |
・サプリメント代一例(2023年9月現在)
表は私に処方されたサプリです。
患者により、先生の指示により使用するサプリの種類も違います。
アドレナルニュートリエンツ | 7560円 | ミセルビタミンA | 3240円 | ビタミンD | 1680円 |
リポゾーマルグルタチオン | 7560円 | 八重山クロレラ(解毒) | 5000円 | グルコン酸亜鉛 | 2200円 |
コンプリートバイオティックパウダー(乳酸菌) | 11880円 | トレースミネラル (マグネシウム) | 5251円 | プレグネノロン(副腎疲労) | 4600円 |
Lグルタミンパウダー | 9437円 | Ox Bile(胆汁酸) | 4600円 | DHEA | 3000円 |
スペクトラザイム (消化酵素) | 9700円 | ウルトラインフラメックス プラス(プロテイン) | 14800円 | コエンザイム Q10 | 7800円 |
サプリメントは、アイハーブというアメリカの有名サプリ販売サイトから自分で購入できるものもあります。
- サプリメントの送料 …… ¥870~¥1100 位(患者持ちなので着払い)
- 管理栄養士による任意参加のセミナー代(年1回位) …… ¥3000~¥4000
- アトピー専門の整体院通院代 …… 診察代1回¥6600、交通費往復¥1500、2週間に1回のペースで3年弱通院
- 消化器内科通院代(約1年通院)
- 分子栄養医学実践講座WEB会員(任意参加) ……¥110000
発行書類の手数料は以下の通りです。
- 処方箋 …… ¥1000
- 紹介状 …… ¥3000
- 診断書・証明書・傷病手当申請書など …… ¥3500
臨床分子栄養医学研究会に加盟しているクリニックリスト
上記の『私が受けた栄養療法』で書いたような方針で治療をするクリニックが全国にありますので、ご紹介します。
栄養療法専門でやっている所もあれば、皮膚科などと一緒にやっているクリニックとか、大規模にやっている所とか、HPを見ると色々です。
歯科や耳鼻科は加盟リストには入っていますが、私が受けたような治療は『医科』のクリニックでしか受けられないのでご注意下さい。
歯科では、アマルガム除去をやってくれる所もあります。
耳鼻科では、慢性上咽頭炎の検査と治療(Bスポット療法)をやってくれる所とか、表に〇がついているのでご参考にして頂けたらと思います。
※歯科のアマルガム除去や耳鼻科のBスポット療法は、この臨床分子栄養医学研究会に加盟してるクリニック以外でもやっている所が沢山あります。
普通にネット検索すると、もっとお近くの場所で見つかるかもしれません。
2023年9月現在のリストです。
リアルタイムのリストがご覧になりたい方はこちらをどうぞhttps://orthomolecularmedicine.tokyo/cliniclist/
東京都 医科
医師 | 名称 | 住所 | 検査のみOK | オンライン診療 | Bスポット治療 |
---|---|---|---|---|---|
宮澤賢史 | 京橋ウェルネスクリニック(宮澤医院) | 中央区京橋3-4-4 | 〇 | 〇 | |
御川安仁 | ナチュラルアートクリニック(四ツ谷) | 千代田区六番町6-5-2F | 〇 | ||
間山 真美子 | 和(なごむ)皮ふ科クリニック | 武蔵野市吉祥寺本町2-10-7-4F | 〇 | ||
姫野 友美 | ひめのともみクリニック | 品川区大崎4-1-2 | 〇 | ||
寺田武史 | アクアメディカルクリニック | 江東区亀戸3-14-4 | |||
蘆田英珠 | 代官山クリニック | 渋谷区代官山町 14-10-2F | |||
佐久間一穂 | ミチワクリニック | 中央区八丁堀3-19-9-5F | 〇 | ||
黒田愛美 | ゼティスビューティークリニック | 中央区銀座4丁目2−17-13F | |||
櫻本 薫 | 小松川クリニック | 江戸川区東小松川1−12−11 | |||
加藤直哉 | こもれびの診療所 | 荒川区南千住5-21-7-2F | 〇 | ||
福島幸江 | えなのさとクリニック | 文京区大塚3-1-10-206 | 〇 | ||
篠原 岳 | 東京原宿クリニック | 渋谷区神宮前6-29-3-10F | 〇 | 〇 | 〇 |
長谷川雅江 | ゆめのきクリニック | 文京区本郷4-37-15-4F |
東京都 歯科
名前 | 医院名 | 住所 | アマルガム除去 | オンライン診察 |
---|---|---|---|---|
小野澤彰 | 歯科オノザワ | 千代田区内幸町2丁目2-1 | 〇 | |
吉田格 | 吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック | 中央区銀座3-11-16‐2F | 〇 | |
野田隆二 | 野田歯科医院 | 江戸川区松島1-8-9 | 〇 | |
長野俊彦 | 愛D歯科&矯正歯科 | 品川区大井1-48-8 | 〇 | |
山口義徳 | 山口歯科クリニック | 渋谷区恵比寿南3-3-12‐3F | ||
間山真美子 | クロエクリニック青山 | 港区赤坂7‐1‐15‐2F | 〇 | |
矢野順久 | やのデンタルオフィス | 渋谷区千駄ヶ谷4-15-4-1F | 〇 | |
手塚充樹 | ヘルシーライフデンタルクリニック | 港区新橋1-17-2-B1F | 〇 | 〇 |
日高暁子 | デンタルサロン ナチュール銀座 | 中央区銀座1-8-1-8F | 〇 | |
柳あさこ | 28CliniC南青山 | 港区南青山7-7-21 | 〇 | 〇 |
神奈川県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 | Bスポット |
---|---|---|---|---|
三島 渉 | 横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック | 横浜市南区六ツ川1-81‐2F | ||
林伸充 | 横浜磯子呼吸器内科クリニック | 横浜市磯子区森1-9-1‐3F | ||
嘉山 惠美 | 湘南パイダクリニック | 平塚市桃浜町11-30 | ||
由井郁子 | ゆいクリニック | 川崎市幸区下平間39‐2F | 〇 | 〇 |
神奈川県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 |
---|---|---|---|
山田剛久 | 山田歯科クリニック | 茅ヶ崎市十間坂2-1-46 | 〇 |
髙木啓二 | オーラルクリニック宮崎台 | 川崎市宮前区宮崎2-9-3‐2F | 〇 |
小見山祥吉 | 浅川歯科 | 平塚市夕陽ヶ丘5-11 | 〇 |
櫻井直樹 | さくら歯科クリニックあおば | 横浜市青葉区青葉台1-6-16-4F |
埼玉県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
柴田美帆 | 鶴ヶ島在宅医療診療所 | 鶴ヶ島市高倉772-1 |
埼玉県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 | オンライン診療 |
---|---|---|---|---|
多田将人・柳あさこ | 28CliniC野上歯科医院 | 熊谷市銀座1-188 | 〇 | 〇 |
千葉県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
張 麗香 | 安藤医院 | 長生郡白子町古所3279-1 | 〇 |
千葉県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 |
---|---|---|---|
澁谷仁志 | あおい歯科クリニック | 千葉市若葉区桜木8-15-22 | 〇 |
栃木県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
半田理絵 | RIEクリニック | 宇都宮市鶴田3-8-10 |
茨城県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 |
---|---|---|---|
青木英明 | あおき矯正歯科 | 茨城県古河市下大野2008-8 | 〇 |
北海道・東北 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
竹中ちひろ | 白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック | 札幌市白石区南郷通1丁目南8‐10‐3F | |
深瀬洋子 | 十日町ようこクリニック | 山形市十日町3-2-8 | |
小松工芽 | 仙台徳洲会病院・予防医学センター | 仙台市泉区高玉町9−8 | |
長谷川時生 | あきたすてらクリニック | 秋田市手形字西谷地1-2 |
北海道・東北 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 | オンライン診療 |
---|---|---|---|---|
高橋真人 | ユアデンタルオフィス | 札幌市北区新琴似2条10-1-10 | 〇 | 〇 |
安藤 麻希子 | あんどう口腔クリニック | 札幌市豊平区平岸二条2丁目3-28‐2F | ||
小川優 | アスティ歯科クリニック | 札幌市中央区北4条西5丁目1番地アスティ45ビル6階 | 〇 | 〇 |
北信越地方 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
小山新弥 | 齋藤記念病院 | 新潟県南魚沼市欠ノ上478-2 | |
関原芳夫 | お元気でクリニック | 新潟県見附市学校町2-13-76 | |
浦田哲郎 | 浦田クリニック金沢 | 石川県金沢市広岡3-3-70 | 〇 |
浦田哲郎 | 浦田クリニック | 富山県魚津市本江1‐26 | |
鈴木和代 | ふくい南アイクリニック | 福井県福井市下馬3-1815 |
北信越地方 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 |
---|---|---|---|
〇 |
愛知県・三重県・和歌山県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | 検査 のみOK | オンライン診療 |
---|---|---|---|---|
祖父江千紗 | いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック | 愛知県名古屋市昭和区隼人町3-4-1F | 〇 | |
印牧武人 | かねまきクリニック | 愛知県名古屋市中区大井町4-20 | ||
伊藤由美 | ピュアー女性クリニック | 愛知県名古屋市瑞穂区八勝通1-14-2 | ||
山上温子 | やまかみクリニック | 三重県津市長岡町25-1 | ||
幸島 究 | 元寺町クリニック | 和歌山市元寺町1‐32‐5F |
愛知県・三重県・奈良県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診察 | アマルガム除去 |
---|---|---|---|---|
柴田知里 | しばた歯科矯正歯科 | 愛知県尾張旭市渋川町2-15-1 | 〇 | |
永田 肇 | さくら総合歯科ベビーキッズ歯ならびクリニック | 三重県四日市市桜町1278-3 | 〇 | |
今本裕紀 | いまもと歯科クリニック | 奈良県葛城市北花内573-1 | 〇 | 〇 |
大阪府 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | 検査 のみOK | オンライン診療 | Bスポット |
---|---|---|---|---|---|
鳥居裕一朗 | 鳥居医院 | 藤井寺市藤ヶ丘1-12-16 | 〇 | ||
小西康弘 | 小西統合医療内科 | 大阪市北区中津1-12-3‐6F | 〇 | 〇 | |
塩田浩美 | 坪田医院 | 大阪市平野区流町3-2-4 | |||
北西 剛 | きたにし耳鼻咽喉科 | 守口市淀江町3-7-2F | 〇 | ||
野口由美 | クリニック千里の森 | 吹田市古江台2-10-17-303 | 〇 | ||
白岩恭一 | ラエティスクリニック本町 | 大阪市中央区本町3-1-2-4F |
京都府 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
---|---|---|---|
藤井治子 | ハシイ 産婦人科 | 向日市寺戸町七ノ坪170 | |
二宮悠紀子 | しげまりこ皮膚科クリニック | 京都市左京区松ヶ崎六ノ坪町4-5 | |
鈴木晴恵 | 鈴木形成外科 | 京都市東山区大橋町89-1 | |
芦田亜美 | あしだナチュラルクリニック | 京都市左京区岩倉三笠町239 | 〇 |
京都府 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 |
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関西一博 | せきにし歯科医院 | 京都府京田辺市興戸和井田1-4 | 〇 |
兵庫県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | 検査のみOK | オンライン診療 |
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今泉 基佐子 | 今泉栄養療法クリニック | 西宮市両度町6-22-203 | 〇 | 〇 |
高橋弘継 | たかはしこころのクリニック | 尼崎市長洲西通1‐4-15 | ||
城谷昌彦 | ルークス芦屋クリニック | 芦屋市大原町8-2-2F |
中国地方 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンラ イン診療 | Bスポット |
---|---|---|---|---|
竹中美智子 | 女医によるファミリークリニック | 広島市南区松原町5-1‐4F | ||
棒谷智之 | さくら美容クリニック | 広島市中区幟町14-14‐4F | ||
梶山雄一郎 | 梶山内科 | 広島市中区十日市町1-2-22 | 〇 | |
小武家俊哉 | 小武家放射線科胃腸科医院 | 広島市中区銀山町11番27号 | ||
沼田光生 | 海風診療所 | 山口県周南市梅園町1‐38 | 〇 | |
福田克彦 | 統合医療センター福田内科 クリニック | 島根県松江市上乃木9-4-25 | 〇 | 〇 |
黒谷浩史 | くろたに内科クリニック | 島根県益田市久城町912-1 |
中国地方 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 | オンライン診療 |
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亀田浩司 | アルパーク歯科・矯正・栄養クリニック | 広島市西区草津新町2-26-1-8F | 〇 | 〇 |
四国地方 医科
九州地方・沖縄県 医科
名前 | クリニック名 | 住所 | オンライン診療 |
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浦橋斉悟 | うらはし整形外科クリニック | 福岡県北九州市下上津役4-13-10 | |
栗田澄江 | セフィロトクリニック | 福岡市中央区大手門1‐6‐3‐2F | |
宮本彰俊 | 宮本内科 | 福岡市西区今宿3−7−37 | |
橋本知子 | ももち浜クリニック | 福岡市早良区百道浜2-3-2-2F | |
木佐貫浩一 | きさぬきクリニック | 熊本市中央区本荘町720-3 | |
永田 済 | 南長崎クリニック | 長崎市松が枝町3-20 | |
清水正彦 | 清水医院 | 佐賀県武雄市武雄町富岡7454-1 | 〇 |
八次浩幸 | クリニック新生 | 佐賀県佐賀市新生町5-15 | |
向井由姫 | 向井病院 | 大分県別府市南立石241‐15 | |
上山菜穗 | うえやま腎クリニック | 鹿児島市宇宿4-39-20 | 〇 |
島袋忠雄 | ゆいクリニック | 沖縄市登川2444‐3 | |
新垣弘美 | 新垣形成外科 | 沖縄県宜野湾市宇地泊729 | 〇 |
九州地方・沖縄県 歯科
名前 | クリニック名 | 住所 | アマルガム除去 | オンライン診療 |
---|---|---|---|---|
吉松俊明 | 吉松歯科医院 | 福岡県久留米市山川追分2-6-38 | 〇 |
分子栄養学の講習会
臨床分子栄養医学研究会から、何かもらっている訳ではありませんが、
もし、この栄養療法に興味を持たれましたら、
定期的に講習会を開催していますのでご紹介します。
毎年第〇期という形で希望者を募集し、5か月間で終了します。
栄養療法に必要な全ての知識を網羅した講座で、
分子栄養学の専門職につく為の資格も取得できます。
また、実践講座の講師も募集しているので、
希望すれば将来の職にもつながります。
📓講習会場に行き、講師の講義を直接受け、勉強会や症例検討会で受講生同士で話し合ったりして知識を深めるコース⇒(会場受講版)
📓講習会はZOOMで見るが、症例検討会や症例解析の時だけリアルタイムで参加できるコース⇒(ZOOM版)
この2つのコースがあります。
医師や医療関係者ばかりではなく、栄養療法の患者や一般の主婦など
参加者はそれぞれで、皆一緒になって学びます。
ちなみに私もこのWEB版講座(現在は無くなってしまいました)で勉強しました。

お気付きかと思いますが、分子栄養学はとっても難しくてややこしくて、
ちょっとさわりだけでも説明しようとすると、
物凄い長文になって時間がかかってしまいます。
当然、診察の時は、先生は講習会で習うような
お勉強的内容の説明は、あまりしてくれないんです。
質問すると、さらりと流されてしまったりして、
でも、全て丁寧に説明しようとすると
とても診察時間では足らないので仕方ないですね(;^_^A
患者も勉強する必要があります。
先生もそれを勧めていて、自分で治療を組み立てられるようになりましょう、と。
そうすることで、治療のスピードも上がってくるというメリットがあるからです。
私も、講習会に参加して、
先生がやってくれる治療の意味も凄く良く分かって、
自分からも“今度この検査をしたいです”とか、良くお願いしたりしてました。