糖類を知り、上手く使い分ける
糖質と食物繊維が一緒になったものが炭水化物です。
炭水化物と糖質、糖類がごっちゃになりがちですので、表をご覧ください。
糖類には沢山の種類があって、体に及ぼす作用もぜんぜん違うんです‼
流行だからと選ぶのではなく、体臭に影響が無い物を生活に上手く取り入れて下さいね😊
吸収時間が短い単糖類と二糖類は、それだけ血糖値が急上昇しやすい糖質と言えます。
太りやすいですし、糖尿病やインスリン抵抗性(血糖値スパイクを繰り返すことによって
インスリンの効きが悪くなる病態)のリスクも上がります。
そして、腸カンジタが大好きなエサなんです💀💦
栄養療法では、糖類についてこんな分類をして食事指導をしてもらっています。
体臭に影響のない糖類&甘味料はあるの?
体臭に影響しないものの条件としては、このような糖類&甘味料が該当します。
🍬カンジタを増殖させないもの
🍬腸に炎症を起こさないもの
🍬血糖値スパイクを起こしずらいもの
つまり大丈夫なのは👇この多糖類・糖アルコール・天然甘味料の3種類です。
栄養療法のクリニックでも、砂糖の代わりとして料理等に患者に勧められているのは、
本みりんを含めこちらの4種類です。
◇羅漢果顆粒
◇エリスリトール
(原料が遺伝子組み換えの恐れがある為、サラヤ製品や、オーガニックと記載のある物が安心です)
◇オリゴ糖
(ラフィノースやフラクトオリゴ糖100%のパウダータイプのみ推奨されています。
ボトルタイプのものは、糖蜜や他の糖類や甘味料が混ざったものが多いので避けた方がいいです)
◇本みりん
違うメーカーの物でも大丈夫ですが、必ず裏面の『原材料』をチェックして、
他の糖類や人工甘味料などが入っていないか、遺伝子組み換えのものが使われていないか
又、製法なども同じか確認して下さいね。
多糖類とは?
米・麦・粟・ひえ他雑穀・そば・イモ類・豆類
でんぷん(片栗粉・葛粉・わらび粉など)
多糖類は分子が沢山つながっていて、分解するのに時間がかかるので、
一番吸収がゆるやかで、血糖値スパイクを起こしずらいです。
栄養療法のクリニックでも、低血糖症の治療として、
少量ずつのサツマイモやくず湯やミニおにぎり🍙などを1時間おき位に補食として利用します。
外食、テイクアウトの弁当やおにぎりなど、便利でつい利用してしまいますが、
やはり手作りの物とは似て非なるものという事も一応知っておいて下さい。
低血糖症は、このような一見普通に見えるものでも原因になるようです。
ミオラとは違う話ですが、
あくまで私の体感ですが、ご飯を粒のまま食べた時と
米粉の料理(お好み焼きとか、米粉の麺やパンケーキなど)では、
血糖値の上昇スピードが違う気がします。
米粉の方が吸収が早くて、おせんべいを補食にしていた時に実感しました。
糖アルコールについて
キシリトール・エリスリトール・ソルビトール・マルチトール・還元水飴
今ある糖アルコールはこの5種類で、とうもろこしやイモ類を原料とし、水素を加えて作られます。
【糖アルコールの特徴】
♢ほぼ0カロリー。体内で消化吸収されにくい
♢熱・酸・アルカリに強い。高温で加熱しても糖化のリスクが少ない
♢微生物の栄養源になりにくい。増殖を抑えてくれる。もちろんカンジタにも影響しない
♢水分を保って食品の日持ちを良くする
♢虫歯の原因になりにくいので、歯磨き粉などにも利用される
♢自然の素材から作られたものなので安全である
【商品を選ぶ時の注意点】
♢エリスリトールを選ぶ時、何も表示が無い時は、原材料がほぼ遺伝子組み換えだそうです。
ですが、サラヤのラカントSは遺伝子組み換えを使用していないとの事です。
また、オーガニックと書いてある物でしたら安心です。
私は、なぜかエリスリトールを使うとガス腹になってしまうんです😅
なので、なるべくらかんか顆粒を使うようにしています♪
♢キシリトールガムを購入する時、歯医者さんに売っているものは、
100%キシリトールが使用されている『歯科専用』なのに対し、
スーパーの物は人工甘味料などが混ざっています。
天然甘味料について
天然甘味料とは、植物に含まれる甘味を抽出した甘味料の事です。
現在あるのは、この4種類です。
羅漢果・キシリトール・ステビア・甘草
羅漢果について
体に全く吸収されず、ほぼ0カロリーで、もちろんカンジタにも全く影響しません。
羅漢果は砂糖の300倍の甘さがあると言われており、黒糖の風味が少しする感じですが、
後味も良く、料理に使用しても何の違和感もありません。
(ただ、色が茶色になるので、ちらしずしなど作る時はラカントにしています。)
栄養療法のクリニックでは、カンジタ除菌中はこのらかんか工房のらかんか顆粒と本みりんのみを
使用するように言われる位、安全な甘味料です。
【らかんか工房のらかんか顆粒について】
♢100g中、397kcalとパッケージの栄養成分表には書いてあるが、
検査上はエネルギーとして数値は出るが、腸で吸収されずに排出される
♢無農薬自然農法で管理栽培された最上級L玉の羅漢果果実のみを使用している
独自で残留農薬の検査を実施している
♢てんさい糖が2%配合されている事について、
「純度100%の顆粒は製法上存在しない」との事
2%のてんさい糖が加わる事で、羅漢果と腸内で結合し、
共に排出される性質のためあえて使用されている
との事ですので、カンジタ除菌中でも安心してご使用いただけます。
通販サイトでよく見る類似品のセイコー珈琲の羅漢果は、羅漢果95%、ショ糖5%だそうです。
ステビアについて
ステビアは、ステビアというハーブから抽出した甘味料です。
巷ではキケンと言われている事もあるそうですが、
現時点では、毒性や発がん性は無く、
海外でも多くの国で使用が認められています。
人工甘味料不使用のプロテインなどに良く使われていますが、変な後味やクセが無くて美味しいです。
単糖類・二糖類がなぜ体臭に良くないのか?
単糖類・二糖類とは?
両方とも吸収が早いので、栄養療法でも低血糖症を改善するために
はちみつを利用したり、
糖尿病患者の緊急用の補食としてぶどう糖などを利用したりします。
【単糖類・二糖類のメリット】
♢入手しやすい、利用しやすい
♢甘い物を食べるとドーパミンやベータエンドルフィン(ストレスを抑える)が出る。
♢時に文化、人間関係の潤滑油になる
♢精製糖質以外はミネラルやビタミンなど豊富である
【単糖類・二糖類のデメリット】
♢ピロリ菌やカンジタ菌のエサになって増殖する⇒結果体臭の原因に
♢吸収が早いので血糖値スパイクを起こす。
又、リーキーガットで血管に糖がもれ出ても血糖値スパイクを起こす
血糖値が乱高下して副腎疲労や低血糖症の原因になる
♢中毒性がある
♢砂糖は消化器官に炎症を起こす。老化の原因になる
カンジタ除菌中以外はクリニックでも精製糖質以外は使用OKでしたが、
私はすぐにカンジタがぶり返してしまうので、
3年目以降から普段でもほとんど使いませんでした。
特に要注意なぶどう糖果糖液糖とは?
2つの呼び名があり、果糖の含有率によって変わります。
ぶどう糖果糖液糖・・・・果糖含有率50%未満
果糖ぶどう糖液糖・・・・果糖含有率50%以上90%未満(甘味がより強い)
この二つは『異性化糖』と言われています。
原料はとうもろこし・じゃがいも・さつまいもから作られる“天然甘味料”ではあるのですが、
原料のほとんどは遺伝子組み換えのとうもろこしからできています。
別名、『コーンシロップ』とも言われています。
【メリット】
♢冷やすと砂糖よりも甘味が強くなり、清涼感があるので、アイスや清涼飲料水やガムシロップに多用される。
♢砂糖よりも安価なので、食品メーカーは数多くの加工食品や調味料に利用している。
【デメリット】
♢果糖はぶどう糖の8~10倍の糖化のリスクがある。AGEs(終末糖化産物)を発生させる
♢腸カンジタのエサになる。カンジタが増殖する原因になる
♢原材料が遺伝子組み換えのもので出来ている
♢吸収がとても速いので、血糖値スパイクを起こす
低血糖症・肥満・糖尿病・インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなる事)の原因になる
原材料に「砂糖」をちゃんと使っている調味料は、今や良心的な食品と言えますよね。
ほとんどの食品が、何かしらの人工甘味料やぶどう糖果糖液糖などを使って
安く作ろうとしています。
25年以上前からある食品には、これらが使われていない物が多いそうですよ♪
開発当時の原材料を今でも使っているそうなので。
スーパーに行ったら探してみてくださいね☆
アガベシロップはキケン?
最近はアガベシロップが、GI値の低さと低カロリーな事で話題になっており、
店頭でもよく見かけるようになりました。
【メリット】
♢アガベシロップの糖分の8割は果糖(フルクトース)で、その他はぶどう糖とショ糖からなる。
砂糖よりも1.2~1.5倍甘いのに、GI値が低く、砂糖の20%も低カロリーなので
ダイエッターや糖尿病を予防したい人に重宝がられている
♢テキーラの原料となるリュウゼツラン科のアガベという植物から作られており、
風味が豊かで植物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富である
特にカルシウム・マグネシウム・鉄分が多い
♢天然の酵素が含まれており、消化を助け、整腸作用がある
♢砂糖は小腸で吸収されるが、アガベシロップの糖分は大腸まで届き、
腸の善玉菌のエサになる
ビフィズス菌を増やし、腸のぜん動運動を促してくれる
【デメリット】
♢主成分の果糖は、直接肝臓に運ばれて脂肪に変わりやすい
肝臓に負担がかかるので、肝臓が弱っている人は注意
とり過ぎは、脂肪肝になり、糖化を引き起こし、老化を促進する可能性がある
♢果糖はカンジタのエサになるので、増殖してしまう ⇒ 結果体臭の原因になる
♢人工甘味料の分類にされることがある。製造過程で濃縮・精製され、
人工的な要素が加わるため、精製された工業製品扱い
♢尿酸が増える。果糖には、尿酸の増加を引き起こすリスクがあり、
関節炎や痛風に繋がるおそれがある
♢乳酸が増える。アガベシロップの消化で乳酸が増える事が有り、
消化器官に悪影響をもたらす可能性がある
大量摂取でお腹を壊す事もある
くだものについて
果物はほとんどが果糖そのものです。
食物繊維が豊富なため血糖値スパイクを起こさない、
と言われてはいますが、
実際、リブレという簡易血糖測定器で測ってみると、
糖度の高い果物は、実際は血糖値スパイクを起こしている人も多いようです。
人にもよるのでしょうが、気を付けて食べた方が良いです。
アボカドやレモンやベリー類は糖質が比較的に少ないのでオススメです。
果糖が多く含まれている果物 🍎🥝🍇
スイカ・ブドウ・りんご・ナシ・バナナ・キウイフルーツ・柿・さくらんぼ・パイナップル・
メロン・マンゴー・みかん・グレープフルーツ・オレンジなど
果糖なので、カンジタのエサになり増殖してしまうので、カンジタ除菌中は避けた方が良いです。
はちみつは質がピンキリ!選ぶポイントなど
🍯はちみつは、花の蜜が蜂の酵素で分解されて、果糖とぶどう糖がバランスよく組み合わされています。
吸収が早く、血糖値が急上昇する事なく肝臓にエネルギーを貯められる為、
栄養療法では低血糖症の治療のための補食として利用されています。
(ただし、使用期間は2~3か月を目安とするそうです)
もし大容量なのにとても安いボトル入りのはちみつが売っていたら、
ぶどう糖果糖液糖が混ざっている可能性があります。
“純粋はちみつ”と書いてあるのを選べば大丈夫だと思いますが、
必ずパッケージの裏の原材料表示を見て確認した方が良いですね。
果糖もぶどう糖もカンジタのエサになりますので、カンジタ除菌中は摂取しないで下さいね。
【ハチミツ選びのポイント☆こんなハチミツが手に入ったらラッキー☆】
🍯ちゃんと花の蜜で出来たもの。蜂は、花の蜜以外でも木の樹液や
ペットボトルのジュースからもハチミツを作ってしまうので。摂れる地域にも着目する
『純粋ハチミツ』と書いてあるか必ず確認
🍯非加熱のもの。酵素がちゃんと残っているので。
採取したハチミツのゴミをろ過する時に、加熱した方がサラサラになって作業効率が上がるのでほとんどの物が加熱処理されてしまっている。
非加熱の表示があったとしても、40℃~50℃位で加熱してある製品もあり、選ぶのが難しい
🍯殺虫剤未使用のもの。蜂の巣箱はダニが湧く為、ほとんど殺虫剤が使われている。
表示義務もないのでもちろんパッケージには書いていない。
生産者に直接聞くなどするしかないかも?!
🍯プラスチック容器ではないもの。プラ容器からは環境ホルモンが溶け出すので
※ここまで完璧なものを求めるのは無理でも、少し妥協しながら慎重に選んでくださいね😊
とても高いですが、そんな凄いハチミツが通販サイトにありました。
ショ糖と言われる砂糖類について
だいたいご存知かと思いますが、二糖類の代表であるこれらの事も書いておきます。
精製されているものは、クセが無くて利用しやすいですが、
残念ながら体にとっては百害あって一利無しなので、
ラカントなどの代替品を上手く使って体臭予防出来るといいですね。
♢砂糖(上白糖・グラニュー糖・三温糖・ザラメ・粉糖)
さとうきびから作った精製された砂糖。三温糖とザラメの茶色は、
焦げた糖のカラメル色素がついたもの
♢てんさい糖
てんさい(さとう大根、ビートとも言う)から作られた糖で、
精製されたものから、未精製のミネラルを含んだものまでいろいろな商品が販売されている
♢きび砂糖
さとうきびから作られた茶色い砂糖。上白糖よりも完全に精製していないのでミネラル豊富
上白糖と黒糖の中間くらいの位置付け
♢黒糖
さとうきびの絞り汁からゴミやかすを取取り除いた後、そのまま煮詰めたもの
ミネラル分が多く、独特の香りや渋み、苦みがあるため、使う料理は限られてくるかも
混ざりものがある製品もあるので、原材料表示をよく確認して購入した方が良い
♢メープルシロップ
サトウカエデなどの樹液を濃縮した甘味料
ミネラルがバランスよく含まれている。アミノ酸が豊富
更に多種類の抗酸化物質であるポリフェノールが含まれている
砂糖と比べて炭水化物が少ないので、カロリーが低い
♢ココナッツシュガー
ココヤシの花のつぼみの茎の樹液からつくられたもの
GI値が低く、血糖値の急上昇を抑えられる。ミネラルやビタミンB群が豊富
難消化性のイヌリンが含まれており、腸内の善玉菌を増やしてくれる
世の中にはたくさんの魅力的なスイーツにあふれているので、
もし食べてしまっても、ご自分を責めないでください。
クリニックでも言われるのですが、
低血糖症とカンジタがあると、
体が、脳が、どうがんばってもコントロールが効かない状態になってしまうからです。
甘い物をつい食べてしまうのは、意思が弱いからではなく、
『低血糖症と副腎疲労とカンジタの症状』なんです!!
ですので、
低血糖症のケアとして食間に補食をちゃんと摂って、血糖値を安定させ、
最終的にカンジタ除菌で
カンジタを減少させていくと自然に味覚が変わり、
それ程甘い物を食べなくても大丈夫になるんですよ。
私も今、そういう状態になれています。
ですが、物理的に美味しい写真やテレビなどから離れる事は大事だと思います。
せっかくガマンしているのに、テレビで美味しいケーキやアイスを見せられたら、
今の私でも
『うわ~・・食べたいな・・・🤭』
と思うのは人として自然な事です。
甘い物をやめている間は、なるべく目に入らないように、すぐチャンネルを変えましょう😊
始めのうちは、このような🍬を利用しながら、シュガーフリーをするのもいいと思います☆
ココナッツオイルかココナッツクリームにココアパウダーとラカントを混ぜて
チョコレート風のおやつを作る事も出来ます。
ココアパウダーは、カビの心配もありますので、
ココアにちょっと風味が似ているキャロブ(イナゴマメの粉)パウダーで
代わりに作っても美味しいです。ココアドリンク風にもなります。
友人が生協で、キャロブチョコレート(これは砂糖使用でした)を見つけたと言っていたので、
意外と有名なんでしょうかね?
乳糖について
牛乳・母乳・ヤギミルクなどに含まれる糖分です。
日本人の大人2/3が乳糖を分解する酵素であるラクターゼが不足する乳糖不耐症だそうです。
お腹がゴロゴロしたり、便が緩くなったりするのはこの為です。
乳糖も二糖類ですので、カンジタのエサになるので、カンジタ除菌中はNGです。
オリゴ糖について
ショ糖以外の小糖類の事を、通常はオリゴ糖と呼んでいます。
ビートオリゴ糖(ラフィノース)・フラクトオリゴ糖・大豆オリゴ糖・ガラクトオリゴ糖・
イソマルトオリゴ糖
栄養療法で患者に勧められているのは、純度の高いオリゴ糖である、
粉末のラフィノースとフラクトオリゴ糖です。
正直、これらはあまり甘くないです。
ほんのり甘いだけなので、甘くしたいお料理には向いてないと思います。
イソマルトオリゴ糖とてんさいオリゴ糖は、大きなボトルに🧴入って
スーパーなどで売っていますが、
イソマルトオリゴ糖にはブドウ糖や麦芽糖が、
てんさいオリゴ糖には糖蜜が加えられていたりと、混ざりものが多いです。
又、カンジタ除菌中は全てのオリゴ糖もやめるようにクリニックからは言われていました。
もっとも避けたい人工甘味料について
添加物センサー状態だった私が、
人工甘味料を摂った後すぐ体臭に変わる、という事はなかったのですが、
講習会で勉強するうちに、間接的に、最終的には体臭を発生させる体質を作ってしまう事が分かりました。
分子栄養学の講習会では、加工食品ジャーナリストの中戸川貢先生という方がたまに講師でいらっしゃいます。
週間新潮や文春、プレジデントなどで添加物の話題を提供しているとても面白い先生です😊
中戸川先生がおっしゃるには、もっとも避けたいのは、
他のどの添加物でもなく人工甘味料だそうなんです。
人工甘味料は、体に良いと思って摂っている人がいる珍しい添加物である
健康食品コーナーにしれっと置いてあるんです
:中戸川貢先生『人工甘味料』の講習会より
私もかつてはカロリーゼロなので、ヘルシーだと思っていました。
ですが、確かに摂っても痩せる事はなく、当時は甘い物がやめられずにどんどん太っていきました。
人工甘味料はキケンなのか、安全なのか?賛否両論ありますが、
人工甘味料業界と砂糖業界の激しいせめぎ合いがあります。
食料品を少しでも安く作りたいと思う食品メーカーは資金を投資して、
『人工甘味料は安全だ!』と立証する為の研究機関にどんどん論文を出させ、
砂糖業界もしかりで、世間には様々な説が飛び交っています。
ですが、ついに、2023年7月に、
WHO(世界保健機関)の傘下にあるIARC(国際がん研究機関)が、
アスパルテームに発がん性があると発表しました。
【人工甘味料の問題点】
♢腸内細菌の働きを弱めて悪玉菌が増殖する
♢糖代謝に影響を及ぼす
♢消化や代謝に関わる腸内細菌のバランスが崩れて、血糖値が下がりにくい糖尿病と似た状態になる
♢甘味に鈍感になる
♢腸に炎症を起こし、粘膜に傷がつき、リーキーガットを起こす。そして悪玉菌の毒素が脳にも達し、アルツハイマーや脳卒中の原因にもなる
♢食欲を増幅させる
(消化器官にも甘味センサーがあり、甘味を感じると視床下部に働いて食欲が増し、成長ホルモンの分泌が促進され、肥満に繋がる)
また、食欲を増大させてしまう理由として、もう一つ違う理由で論文が発表されています。
脳は、たとえ人工甘味料であっても甘さを感じると膵臓にインスリンを出させる事が分かってきた
ところが、糖は実際には無い為、必要以上に普通の砂糖を食べた時よりも一時的に血糖値が下がってしまう事が報告されている
脳はすぐに『空腹』という信号を送るので、食欲を増大させてしまう事が人の実験でも証明された
2022年8.19学術誌『Cell』の論文より
そして、このような事が続くと、最終的に、
人体にとってはいつも糖分ゼロだと、オオカミ少年状態なので
脳が、本当の糖が入ってきた時もインスリンを出さなくなり、食後の血糖値が下がりにくくなる、
という現象が起こってしまうそうです。
『Cell』の論文などが本当だとしたら、天然甘味料のらかんか顆粒やエリスリトールでも同じキケン性があるのでは?
とちょっと心配になりました。。。
これについては、すみませんが正しい答えは分かりません。
らかんか顆粒や糖アルコールもほどほどにしておいた方がいいかもしれませんね☆